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疲労困憊の日のフル回転
昨日のドジドジな流れは、ポマンダーで切ったのだけど・・・、何せ寒いので、高齢者の皆さん、具合が悪い。ほんと、冬を越すのって、全ての生物にとって大変なの。
もちろん施設内だから暖房は入っているのだけど、圧倒的に日照時間が少ないし、気圧も低かったりする。特に高齢者の方々は、圧倒的に女性が多いので、あちらで発熱、こちらでは嘔吐とか。めまいとか、腰痛とか、鬱とか。そりゃもう、対応しきれないほどだった。
昨夜なんぞは、就業時間が6時間もオーバー。色々なことがあって、帰って来た夜中の0時。
急に顔面や頭部にヘルペスが広がったショートステイの人のことを考えながら、何故だか落ち込んだ。わずか一日で発赤疹が広がったのだけど、”何故も、っと早く気が付いてあげられなかったんだろう?”と。明け方まで考えたのだけど、この日も勤務。重い身体を起こしてまた仕事へ行く。
寝不足を通り越してか、ナチュラルハイになっていて、もう、あらんかぎりのことを頑張った。
で、途中で、顔面ヘルペスの方について『どうして分かってあげられなかったの?』と自分を責めている自分に言ったった。『わかるか!』と。
そして、色々なシチュエーションで色々なご家族様と話をする機会があった。その方々が、大切なお母さんやお父さんのお話を一生懸命語っているのを聴いた。何か起こらなければ、こんなに深いエピソードを聴く機会もなかっただろう。皆、語りたいんだ。親御さんのこと。そしてご自身の人生のことを。
大切なことを思い出した。
これからも、しっかりと聴いて行こうと。一人一人、大切な人生のストーリーを。
『母が、この施設に入れて良かった。』と言う言葉。幾度となく聞かせて下さった。嬉しかった。でも、今日のような日は、それを通り越して、思わず泣きそうになる。