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何のために(が大事)

唐突だけど、生きて行く上でお金は必要だと思う。

ただ、その過程でお金に関わらず何でも人から搾取するために生きている人と関わると嫌な気持ちになることが多い。

これはお金を例にあげているけれど、要するに心の話なのだろう。

搾取だけが目的に人の場合は、どんなに綺麗な言葉を使っていてもやっていることが支離滅裂になる。
例えば私財を宗教につぎ込んで家賃が払えなくなった人が、宗教やマンション購入を一心不乱に薦めているとか。
徹底的にしくじっている人は、何故だか人も自分と同じになって欲しいと思う心理が働くらしい。だから集団になるのか、そこが危険なところ。

知り合いは『内観法を一緒にやろう。素晴らしいから。』と言い、『嘘と盗みはダメ!という考え方が原則なんだ。』と半端な説明をしていたが、そりゃ、嘘と盗みは内観やらなくてもダメなんだわ。やらなくても誰でも分かる。
しかも、その中年女性は、お金でも人間関係でも人のものばかり欲しがる人だった。そんな焦燥感を自分で作るような生活のために内観が必要だったのかも知れない。
でも、やはり人に自分と同じことをするように求め、相手のお金や人間関係を欲しがった。そして焦燥感。というふうに、どこまで行っても①に戻る。

たまに連絡が来るのだけど、何年経っても同じことを言っているので多分変わっていないし分かっていないのだろう。

どんな人でも同じことの繰り返しは嫌になって来るもので。

例えばネット上で軽い気持ちで興味のある有料の記事を購入したら、それを機にお金の話ばかりして来られたり、家族が病気で困っているなど少しは違う話になるのか?と思いきや、結果的には記事を買うことを無心して来られたり。

稼ごうとする人と搾取しようとする人とでは、どうやら同じお金でも違うエネルギーに変わるらしい。
搾取しようとする人は嘘をつき、関わる人の言葉や姿にお金しか見れない。

苦労を糧にするというよりは『こんなに苦労しているのだからお金を頂戴』というタイプの人は、時にその方法でお金を得るかも知れない。

でも、同じ数だけ信頼を無くすので、結局は貧しい結果になる。

お金は大事。それは色んなものを買えるチケットでもあるから。ただ、チケットのために生きる状態とは出口のない迷路にはまるようなものかも知れない。
『こっちの迷路、儲けるからおいでよ。買ってよ。』と叫んでいるのを観ると誰もがちょっと聞こえないふりをしたくなるものだ。

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