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不思議な話 や ちょっと怖い話

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日常の、不思議な話や、もしかしたらちょっぴり怖い話。
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記事一覧

世迷言

8月の30日と9月の3日あたり。 いつものように、せかせかと仕事をしていると、医務室の端っこ…

Ohza
2か月前
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白昼の恐怖(だったこと)

週末は重病なのに入院させて貰えない人の元へ点滴をしに通った。 そこそこ距離がある職場なの…

Ohza
1年前
112

肩こり以外にも効く(メーカーの回し者ではありません)

高齢者施設は一般的に老人ホームと呼ばれているわけだが、必ずしも80歳90代の方々ばかりとは限…

Ohza
1年前
114

過ぎたるは猶及ばざるが如し

お看取り期に臨んでいる高齢者は、当然痩せて行く。 ご家族は死んで欲しいわけじゃない。本人…

Ohza
1年前
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迎え火

以前居た施設ではアサーショントレーニングやアンガーマネージメントなどの講義を求められた。…

Ohza
1年前
121

心霊は物理

そう言えば、3月半ば頃、朝の更衣室で突然ブレスが弾けとんだ日があった。慌てて拾える限りの…

Ohza
1年前
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春の夢に なぎさちゃん

他人の夢の話ほどつまらない話はないと言うが、夢分析をすると面白いことに気づくので、時々ガチでやっている。まあ、特に人様に迷惑はかからない。自分の心を勝手に覗いているだけなので。 でも、手法は細かい。何せこれが職業でもあったので。 それで、ある一定期間を置いて観る夢なのだけど、自分が看取ったお爺さんたちやお婆さんたちが一人で出て来るときもあるし、ある時は2~3人で集っている。皆知っている顔だけど、その時の夢によってメンバーが微妙に違う。 だいたいは、皆で同じ卓を囲んでご飯を

日常と 心霊とか守護とか

新しい職場、特に老人ホームという場所に行くと、まず初めに困るのは、高齢者の方々の顔と名前…

Ohza
1年前
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灯台下暗し / 心霊(?)と現実

夕べ、前もって許可を貰って使い始めた相方のPC。が、バッテリーコードがどこを探しても見つか…

Ohza
1年前
122

思い切り

退職後、有休消化中にて20日目。 夜間のオンコールが無いせいで何十年ぶりかでよく眠れる。 …

Ohza
2年前
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落雷

大型の台風が押し寄せるという日、既に雨粒が強く窓を叩き、稲妻が光っていた。 もう何十年も…

Ohza
2年前
108

勝手な訪問者

ソファーでうたた寝をしていてそのまま眠ってしまった。このソファー、人が寝るにはちと狭い安…

Ohza
2年前
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逢魔の時刻に

日が長くなって来たので、定時で仕事をあがると、あたかもまだ昼間みたい。 職場から自宅まで…

Ohza
2年前
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心という怪談

気のせいのようで気のせいではないという事が、この世には多々ある。 仕事から帰ると休日だったKちゃんが、『今日は、頭が割れそうに痛くて気持ちが悪かったの。今は大分良くなったよ。』と言いつつも、ソファーに埋まっている。 この自宅から離れたところに位置する職場でも、今日は、まさに変な日だった。いや、実は、半年くらい前からずっと何かが変。 Kちゃんのその症状は、今日、とある人が被っていた症状と同じ。そのオーラが黒い人は「頭が痛くて気持ち悪い。」と全く同じことを言っていた。そして