私は、
看護師目線で観ることが多い。
今回は、
心使いについて考えてみたい。
看護は日常生活を観る。
最近接遇の研修が多い。
ビジネス的な接遇で、
違和感を感じることが多くなってきた。
それは何かを考えたとき、
形ばかりにこだわり、
日本人特有の心が、
忘れられていると感じるからだ。
丁寧な言葉、
接遇を、
形やマニュアルで学んでも、
中身が見えてこない。
今はマニュアルの時代だし、
心はマニュアルや数値化は困難だ。
でもあえて取り組んでいきたい。
教えられる人も少なくなってきたと思う。
そこには、
相手を敬う気持ち、
気をつけてほしいという願いが、
伴っていてほしいと思う。
やっぱり形だけでなく、
心がこもっていれば、
伝わる人には伝わるし、
嬉しいときは嬉しい。
悲しいときは悲しい。
外国の文化も多くなったが、
日本人特有の細やかさは忘れたくない。
外国の文化はまた違うので、
否定しているわけではない。
人とのつながりを、
大切にしていきたい。
そのためにも、
気持ちは大事なのである。
これも看護の技術の一つだと、
私は思いたい。
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