割れちゃったキャンバスと、裂けちゃったディスプレイ。 (展開図16)
割れちゃったキャンバスと、裂けちゃったディスプレイ。
撮影した写真をphotoshopで加工するみたいに。常識的なモノを写真に納めて、介入して、もう一度現実世界に戻したら、超常識的な現実が見えてこないかな という、ナンセンスの練習。
絵画展を見た帰り、電車の中で、バキバキに割れたスマホのディスプレイのまま使っている人を見ながら、妄想してしまった あれこれ、あべこべ。
「むしゃくしゃしてやった。」
「あれ?スマホ、どうしたの?」
「あぁ、落として裂けちゃった。動いてるから大丈夫だよ。」
裂けるイメージは、やっぱりルーチョ・フォンタナから。
《空間概念・待機》 / ルーチョ・フォンタナ
(図版は 書籍「5歳の子どもにできそうでできないアート」から)
フォンタナ風のディスプレイをいくつも試作したのだけど、スマホにそのままフォンタナの作品を表示させたら、それで十分だということに気づいてしまったのでした… あぁ…
展開図です。
1-1. キャンバス(通常)
1-2. キャンバス(割れちゃったやつ)
2-1. iPhone SE (裂けちゃったgoogle)
2-2. iPhone SE (裂けちゃったキャンバス地)
※ これまでにつくったものは、こちらのマガジンにまとめています。
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