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共に支え合う関係を作るー支援を通して自分自身も前向きにー|鈴木仁美さん

はじめまして、鈴木仁美と申します。PLASの設立メンバーとして学生の頃から活動に関わっており、今はマンスリーサポーターとしてPLASを応援しています。

設立当初の活動で得た学び

「エイズ孤児を支援するNGOをつくろう」、
途上国でボランティア活動を経験した大学生たちが某ファミレスに集まり、2005年12月9日PLASが設立されました。設立メンバーとしてその場にいた私は当時大学3年生で、「学生だけど何かしたい、できるのではないか」という高揚感を感じました。設立間もない2006年1月に、現地の協力団体のメンバーに会うために、初めてウガンダに行きました。しかし、右も左もわからない私はただただウガンダのエイズ孤児が抱える貧困の現状を目の当たりにして、いったいどこから手を付けてよいかわかりませんでした。そこから、PLASの活動を前に進めるために助成金の申請を出したり、ウガンダの学校建設のリーダーとして現地で様々な活動をする等、代表理事の門田さんたちと共にPLASの運営に携わりました。設立当時、門田さんたちと何度か合宿を行い、泊まり込みで運営や活動方針について話し合ったことは、本当にいい思い出です。この活動を通して、「前向きに動いていれば、何かができる・動く」ことを学んだと思っています。

私が思うポジティブ・リビングの意味

PLASの名前は、Positive Living through AIDS orphan Support の略で、日本語にすると「エイズ孤児支援を通じたポジティブ・リビング」という意味があります。「ポジティブ・リビング」という言葉は、エイズ患者やHIV陽性患者が「陽性=ポジティブ」だけど「前向き=ポジティブ」に生きるという意味を持っており、設立の際に団体の名前をどうしようかと話し合ったときに、「ポジティブ・リビング」という言葉が候補に挙がり、今の団体名になりました。
私はこの「ポジティブ・リビング」という言葉に設立当時から愛着を感じています。なぜなら、PLASが支援している方たちに対して前向きに生きて欲しいという願いと併せて、自分自身も前向きに生きようと励まされる言葉のように思え、当時将来の進むべき道に悩んでした私にとって、背中を押してくれるような言葉でした。
あれから18年、私は2児の母となり、建設系の技術者として国内の公共事業の調査・計画立案の仕事をしています。就職して、東京を離れたタイミングで、PLASの活動に直接参加することが難しくなり、間接的でもPLASの活動を応援したいと思い、今までマンスリーサポーターとして関わっています。
私が思うマンスリーサポーターの魅力は、PLASが支援している方たちの前向きに生きようと頑張る姿を応援するだけでなく、私自身が彼/彼女のそのような生き方を見て励まされ、頑張ろうと前向きな気持ちになれることだと思っています。それは、設立当初「ポジティブ・リビング」という言葉が、エイズ孤児だけでなく自分に向けた言葉のようにきこえ、励まされた気持ちと同じです。

共に支えあう関係をつくること

PLASでは、マンスリーサポーターの方たちも前向きに生きる一員として考え、現地の事業進捗等をメールでこまめに配信して、サポートしている子どもたちやその家族の様子を報告してくれます。現地の報告を通して、彼/彼女達が困難に立ち向かい奮闘する様子がよく伝わり、遠いアフリカの国の話ですが身近に感じ、自分も頑張ろうと励まされます。
マンスリーサポーターは、毎月寄付をしてアフリカの子どもたちやその家族を支えるだけでなく、マンスリーサポーター自身がこの活動を通して気持ちの面で支えられ、前向きに頑張る一助になると思っています。
これからもPLASの活動をマンスリーサポーターとして、応援していきたいです!

プロフィール



鈴木仁美(すずき ひとみ)

PLAS設立メンバー
現在は建設系の技術者として国内の公共事業の調査・計画立案に携わる。
プライベートでは2児の母。


PLASではマンスリーサポーターを募集しています

月々1,000円(1日33円)からPLASのアフリカでの活動を支えていただく仲間を募集しています。
詳細・ご入会方法はこちらからご覧ください。


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