#8 「高い生産性」と「やり切る力」がすごい
ーーさまざまなかたちでPLASを応援する人たちの声をお届けします。PLASの魅力や「応援してよかった」と感じるエピソード、アフリカでの活動によせる期待をサポーターのみなさんに聴きました。
きっかけは、テクノロジーを活用した社会貢献プログラムの立ち上げ
みなさんこんにちは。稲垣 亮太と申します。外資系IT企業でマーケティング業務を支援するソフトウェアの営業の仕事をしています。
PLASさんと出会ったきっかけは、前職Salesforceで一緒に働いていた、社会貢献プログラム責任者の遠藤さんの紹介でした。
2014年に現在の会社の前身の日本法人立ち上げに営業担当として入社して、兼務で社会貢献プログラム担当として日本のNPO向けに自社のソフトウェアを特別条件で提供する社会貢献プログラムを立ち上げました。
(写真)社会貢献プログラムを立ち上げた当初に開催した、NPOユーザー勉強会での一枚
元々学生時代にNPOに関わっていて知り合いが多かったり、自分自身でも副業でNPOをやっていたのですが、日本のNPOの中で新しいテクノロジーを活用することに秀でている団体がどこか分からず遠藤さんに相談したところ、「Salesforce活用大会で並み居る企業を抑えて準優勝したすごいNPOがある」とPLASさんを教えて下さり、早速Facebookでご連絡したのがきっかけでした。
(写真)2016年 Salesforce活用自慢大会で代表の門田が登壇、準優勝。
ご存知の方も多いかもしれませんが、PLASさんはウガンダとケニアのエイズ孤児支援に取り組むNGOです。
具体的にはエイズ孤児支援を抱えるシングルマザーに対する技能提供・開業初期投資の支援、親に対する子どもへの接し方や家計のやり繰りの仕方・子どもへの将来を描く為のワークショップを行なっています。
(写真)ビジネスを軌道に乗せるための会計管理を習うシングルマザー
応援するのは「生産性」と「やり切る力」があるから
たくさんのNPOに関わらせて頂く中でも、特にすごいなと思っていて微力ながら関わらせて頂いている理由は、チームの皆さんの高い生産性とやり切る力です。
企業のマーケティングや営業の生産性を上げるお手伝いをしている職業柄、どんなオペレーションで仕事しているのかを見てしまうのですが、寄付獲得や団体内のオペレーションが効率良く、少数先鋭でやっているのを見て、いつも感心して見ています。
(写真)PLASの事務局スタッフとインターン生
もう一つがやり切る力です。
気がつけばもう4年位のお付き合いなのですが、一つ一つの寄付獲得施策が前回やったことの繰り返しではなく、必ず前回から得た示唆を活かした新しい事への挑戦をしており、かと言って思いついたものをやり散らかす感じは全く無く、全て丁寧にやり切っていて、こちらもいつも本当にすごいなあと思いながら見ています。
社会課題の解決のために「リソースをどう投下するか」という視点
いずれも一見するとNGOを応援する理由らしからぬ感じがしますが、解決したい社会課題がどんなに共感を得られるものであっても、集めたリソースをその解決の為にどれくらいダイレクトに投下できるかは非常に難しい事だと思っています。
エイズ孤児支援という重要かつ難易度の高いテーマに真摯に取り組まれている所だけでなく、ここも応援したくなってしまう理由です。
(写真)現地での活動成果を日本のサポーターに届けるイベント
これを読んで少しでも興味を持って下さった方は、ソーシャルメディア等で活動内容について知ることができる場は沢山ありますので、是非一度お話を聞いて見て頂ければと思います。
きっと直ぐに僕のお伝えしたい事がお分かり頂けると思います!
プロフィール
稲垣 亮太(いながき りょうた)
1981年生まれ。千葉県出身。
大学在学中に日広、卒業後に電通国際情報サービス、その後セールスフォースを経て、マルケトの日本法人立ち上げに参画。
現在は経営統合したアドビの営業責任者。パラレルワークで東北復興支援・地域活性化とNPO IT活用支援のNPOを設立。
グロービス大学院経営学修士課程修了。CTI応用コース修了。
PLASではマンスリーサポーターを募集しています
月々1,000円(1日33円)からPLASのアフリカでの活動を支えていただく仲間を募集しています。
詳細・ご入会方法はこちらからご覧ください。
いただいたご支援(サポート)は、PLASの活動を通じてケニアとウガンダのエイズ孤児支援のために使わせていただきます。