アフリカの子どもたちと共に前向きに生きる喜び-Positive Living through AIDS Orphans Support-|関薫さん
はじめまして。マンスリーサポーターの関薫と申します。
現在は商社に勤務する傍ら、7歳・4歳・1歳の子育てに奮闘しています。
PLAS創設当初から大切にされている「つくる支援」
私は大学で途上国開発をテーマに勉強しており、関連したイベントに時折参加していました。あるイベントでアフリカに渡航した方の話を聞き、今まで目を向けた事のなかったエイズ孤児の存在を知りました。2005年12月、自分に何か出来る事をしたいと集まったメンバーの中におり、PLAS設立の場面に立ち会うことができました。
当時活動をする中で拘った事は経済的な支援ではなく、持続可能な支援・地域住民の潜在的な能力に注目した支援を行うという方針です。学校に行けず可哀そうだからお金をあげるのではなく、子どもたちの前向きな姿勢と共に生きる、Positive Livingを目指そうというのがメンバーの総意でした。(実はPLASの名前の由来はエッセイ#1を記載した大島さんのアイディアです!
エッセイ#1はこちらから▶https://note.com/plas/n/nbf4b2deeccef)
現在のPLASも「あげる支援」ではなく「つくる支援」をポリシーとしており、私がマンスリーサポーターとして支援を継続する理由となっています。
PLASでの活動は今の自分の原点
設立したばかりのPLAS運営は何もかもがゼロからのスタートで、私はそこで色々な人を巻き込みながら事業を前に進める経験をさせて頂きました。
例えば、今のPLASは体系的な組織管理手法の確立や近代的なファンドレイジングの取入れが行われていますが、当時は手探りで、アフリカ支援の先駆的なNGO/NPOの方々に教えを請いながら支援や助成金の獲得に奔走しました。そういった経験が今の自分を作ったと思います。
また、何より嬉しかったのは実際にウガンダ・ケニアへ渡航し、支援先の方々と触れ合い、勇気を頂いた事です。「自分にはお金も希望もない」と嘆いていた支援先の方々が、PLASの活動に関わっていく中で「少しでもやってみよう」と前向きに変わっていく姿、また、PLASの支援する学校の子どもたちがキラキラとした目で将来について語る姿に心を打たれました。PLASがリーチできる範囲は民間企業や政府組織と違い限られていますが、PLASだからこそできるラストワンマイル支援の存在意義を実感、活動を推し進める事の意味を感じました。
日常にいながらアフリカの子どもたちと共に生きている実感を得られる喜び
私がPLASに関わり続けたいと思う理由は、上記した様な支援の方針、さらに門田さんや小島さんはじめメンバーの方の信念に共感できる事はもちろんですが、少しでも関わっている事自体が自分の生きがいの一つであると感じられるからだと思います。PLASは組織の中にも外にも壁が無く、老若男女誰でも支援したいと思う時に自分のできる形で支援できる事が魅力だと感じています。今の私は日常に追われ設立当初の様に活動する事が難しい状況ですが、マンスリーサポーターとしてPLASに関わり続ける事で、アフリカの子ども達の一助になっているという喜びを得られています。
今後もPLASはアフリカ支援の開拓者であると同時に、多くの支援者が共感し参加できる居場所であってほしいと思います。そして少しでも興味関心をもった方には是非ためらわずにPLASの門戸を叩いてみて頂きたいと思います。
プロフィール
関 薫(せき かおる)
PLAS設立メンバー
1985年生まれ。千葉大学在学中にPLAS創設メンバーと出会い団体設立に関わる。
現在は商社で中国市場に関する全社渉外や社内コーディネーションを行う。
プライベートでは3児の母として日々奔走中。
PLASではマンスリーサポーターを募集しています
月々1,000円(1日33円)からPLASのアフリカでの活動を支えていただく仲間を募集しています。
詳細・ご入会方法はこちらからご覧ください。