国際政治もプラントベース
半年ほど前のこと。
ドイツのエルマウというところで「G7サミット」が開かれました。
「G7サミット」とは、日本、アメリカ、カナダ、フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、欧州連合(EU)の首脳が、年に1回集まる会合です。
日本からは岸田首相が参加しています。
今回のG7サミットの大きな議題の1つは「地球温暖化対策」。
なぜこの話題をここに出したかというと、G7会議中に出された食事がプラントベースだったからです。
基本メニューは完全プラントベース。
大きな議題の片方が地球温暖化ですから、提供される食事がプラントベースなのは、ある意味、当然でしょうか。
どうしても肉を食べたい首脳がいたら追加オーダーで肉を所望できるようになっていたようですが、肉を食べた首脳がいたかどうかは不明です。
前述したようにG7サミットが開かれたのはドイツのエルマウというところです。
ドイツ料理といえば、肉とソーセージ。
そんなイメージがありますね。
なので肉好き・ソーセージ好きのドイツでプラントベースの食事が提供されることに驚きをおぼえる人がいるかもしれません。
ドイツで開かれる重要な国際会議で肉料理が出なかったら、ドイツ国内の
畜産業界から文句が出るんじゃないかと他国のことながら心配にもなります。
しかしどうやら、そういうイメージはもう古いのかもしれません。
以下の記事によると、ドイツはすでに「プラントベース大国」に変貌しているようなのです。