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〈※7月7日追記あり〉【無限の彼方へ】映画「バズ・ライトイヤー」感想無き感想【さあ行くぞ】

こんばんは、えぬです。
公開日に映画館に観に行ったのはもしかしたら初めてかも?本日「バズ・ライトイヤー」観て参りました。今日はその感想というか独り言というか…
個人的にはだいぶ好きなヤツでした!

※今回の記事は映画「バズ・ライトイヤー」の微ネタバレ、ならびに「トイストーリー4」についての言及があります。ご注意ください。

私は、人生で最も大切なことって「対話」だと思っていて。


……
………
いや、「人生で最も大切なことは~」とか、あまりに胡散臭い話っぽいんですけど、まあそんな大袈裟に捉えないでください。

トイストーリーシリーズにおける対話だと、印象的なのはやっぱり4の「内なる声」じゃないですか。皆さん、思い出してください。記憶から消さないでください。
バズに限って言えば、トイストーリー4では「内なる声」との対話に救われた(場合によっては危険な目にも遭ってた)シーンばかりで。バズがアホっぽくなったなどの意見もありますけれども…あれはあれで自分との対話の形ですよね。

私自身に目を向ければ、「対話」と言うともちろん他者とのコミュニケーションのことも指しているんですけども、それよりも自己との向き合い方に重きを置いているような気がしています。

友人でも恋人でも家族でも親戚でも上司でも先生でもコンビニの店員さんでも上の階に住む足音がデカい人でも憧れのミュージシャンでも口うるさい上司でも顔も知らないSNSでの付き合いだけのフォロワーさんでも、誰でも。
誰と話しても、結局行きつく先は自分との対話なわけで。
他者と話した、じゃあそれをどうする?っていうのを考えて、自分に落とし込む(あるいは落とし込まない)時には、もう既に自分と向き合うフェーズに移行してるんですよね。
わかります?
なんだか何を言っているのかわからなくなってきましたが、ここで折れると今まで葬ってきた記事の二の舞になるので知らないフリして書き進めますけども。

自己との向き合い方については割とどんな作品でも注視してしまうというか、セルフコミュニケーションを通じて登場人物がどんな成長を遂げていくのかを見届けるのが好きなんですよね。
そういう見方でも、トイストーリー4での「内なる声」とバズの数多くの対話、そしてラストシーンの決断は、ウッディにもバズにもいろいろな意見はあれど、見事な描かれ方だったんじゃないかと思うわけです。

そ・し・て!
じゃあ自己との対話という観点で「バズ・ライトイヤー」はどうだったのか!

年を取ったもう一人の自分との対話という形!
なるほどピクサーさん、うまいことやりましたね!

初めは新人を全く信頼せず「1人でなんとかやっていける」というスタンスだったバズが、失敗や時の流れの残酷さから少しずつ様々なことを学び、イジーソックスマティアス中尉に似てる人(※モー)(似てない?)や仮釈放中の人(※ダービー)と共に戦うことで成長し…
そしてザーグ=もう一人の自分と対峙し、自らの変化を受け入れ結果としてあそこで生きていくことを選んだ。あそこで生きていくことを決めたということは、過去の自分を許せたということ。ジュニアパトロールチームとの対話を通じて、自分とも向き合うことができた…シンプルな、ある意味ベタな構成ではあるかもしれないけど、自分はやっぱりこういう展開が好きです。わかりやすいし!

以下、たわいもない雑多話
・イジー(CV:今田美桜)、最高すぎ!!!!!!!!!!!女優としての才、モデルとしての才だけじゃなく声優としての才もありとは………………

・ソックス(CV:山内健司)、良かった。流石猫好き芸人。ダッキー&バニーのチョコプラもそうだけど、ちゃんとしてて凄いよねぇ…

・ザーグの中身が別の時間軸の自分だって展開、普通にビックリした。鈍感ですか。だって史実通りなら(逆行してるけど)ザーグはお父さんでしょう!?

・バズの頭の秘密がわかってよかったです。今まで言ってこなかったけど、バズのあの紫色の頭ちょっと変だと思ってました。被ってたんですね、安心しました。

・宇宙は全てを解決してくれる、というのを強く感じた!
(そうはならんやろ…)と思ったシーンが何個かあったけど、「でも宇宙の話だしありえるんかもな!」で自己解決できた。まあ、エンドロールにNASAの名前があったのでちゃんと理論や知識に基づいているんでしょう、凄いぜ宇宙!

・「キングダム2」の予告編が流れなくて残念でした。でっかいスクリーンで「生きろ/Mr.Children」聴くの楽しみだったのに!(公開日7/15観に行きます)

・ドルビー・アトモス初体験だったのですが、凄いねあれ。アトラクションみたいだった。

・大量の虫?登場シーン、そういう耐性持ってる俺でもちょっとびっくりした。あとツタ切ると出る汁のリアルさとか…

・バズのスーツもザーグもズゴックみたいなヤツも、どれもデザイン最高でした。宇宙だしロボだし、子どもウケもバツグンじゃないすか。俺としてはPS4あたりでゲーム出してほしい。

とりあえず今日のところはこんなところで!近いうちに4DX版も観に行きたいと思うくらいの作品だったので、そのとき何かあれば!
みんなも「バズ・ライトイヤー」を観に行こう!


〈7月7日追記〉
6日ぶり2度目の「バズ・ライトイヤー」。本日は3D4DX版で観て参りました。

3D4DX初体験だったんですけど、あれヤバい。ホント、アトラクションじゃん。舐めてると結構首振られる。
頭の後ろから出るシュッていう空気のヤツの、1番最初の作動シーン、あれ完全に調整ミスってたと思う。左の耳吹っ飛んだもん。そして油断した頃に右側からもシュッ!!!!! ビビった。
宇宙に飛び出すシーン、ハイパースピードに移行するシーン、墜落するシーン…どれもこれもスターツアーズ。んでたまに風とか水とかシュッ!って顔面にかかる。さながらミクロアドベンチャー。虫登場のシーンで足下サワサワされたら最悪だー、もしあったら☆1付けよう、と思っていたけれど、流石に無かったので安心した。
まぁー、やっぱりスターツアーズしかりミクロアドベンチャーしかりフィルハーマジックしかり、そういうホンモノのアトラクションには敵わないなと感じつつも、勝負してるわけじゃないしそれぞれに良さがあるわけで。これはこれとして最高のエンタメだなと思いました。良い作品で体験出来てよかった。

3D版だとPIXARロゴも3D仕様になるんですね、あれオシャレ。

ただまぁ全体通して、3Dじゃなくても良かったかなとも思った。3Dに不満があるんじゃなくて、2Dの時点で映像にはだいぶ満足できるから。あとオペラグラス…じゃなくてセーフティゴーグル…じゃなくて魔法のめがね…じゃなくてフライトグラス…じゃなくて(もうええわ)、がマスクで曇る。そりゃまぁやりようはあるんだろうけど、普段裸眼で暮らしてるので全く盲点だった…無策で臨むと気が散る要因になるかも。

以下追加の雑感

・タイトルロゴ出るシーン、俺は嫌いじゃないです。まぁ批判があるのもわかるけどね…あそこのワッペン、たぶん日本人ですらローマ字で書くやろ…

・1回目観た時は(なんで急にバズに翼生えた!?)と思ったけど、緊急脱出装置なのねあれ!
1回目でそれに気づけないんだから、ボクはやっぱり映画とか作品を観るセンスがないんだと思う

・「スペースレンジャーにとっての1番の恥」を作動させる部分が、ニューモデルでは1番カッコイイ翼を広げるためのボタンになってるのがなんか良いですね。帰り道、(あの降伏の機能無くしてよかったんかな…)と思ったけど2回ともたぶん正しい使い方されてねーや

・近くに座ってた人、たぶん俺と歳近い男の人だと思うんだけど、逐一ギャグテイストあるシーン(新人のキラキラした目、モーとダービーの掛け合い等)で笑ってたのが良かった

・モー、マティアス中尉に似てなかったわ

・IVAN CV:沢城みゆき に触れてなかった。最高です!!!!!!

・Hawthorneって単語、馴染みがなさすぎていつまで経っても言えない。ホーソーンでいいのね?ホースォーンじゃない?どっちでもいい?

こんなところです!
ここまで読んだ人はもう手遅れかもしれないけど、初見4DXかなりオススメです!
そして既に観た人も4DXでもう1回観る価値あると思います!保証はしません!

それではごきげんよう

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