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このクルーザーで東京湾クルーズが無料で楽しめる嘘のような本当のお話です。
この記事を書いたのは2年以上も前のこと
2024年の #ゴールデンウイーク 意味不明のアクセス急増!!
記事の整合性が気になって調べたところ、本船は現在メンテナンスに入っているようですね。
再開したらぜひお楽しみください
東京都が行う無料の東京湾クルーズに感動
#最近の学び #東京湾奥 と #東京港 #東京都 #行政サービスの活用 #東京港クルーズ #超豪華なクルーザーでクルーズ
実は私、以前から知っていました。
が、以前のお船はこれとは違う船でした。
たしか、 #新東京丸
その頃は、結構予約も取りづらく混んでいたと思います。
#小型船舶操縦免許 を取り立ての頃で、凄いワクワクして乗ろうとしたのを覚えています。
新造船のローンチが遅れたのか、その後にコロナで視察船の運航が無かったのか、間が空いたようで、このほど運航再開の報を目にしました。
私も気づくのが遅いのかもしれませんが、この新造船の東京みなと丸 が視察船なっ他現在、ネットで予約も簡単に出来ました。
3日前にみたら12月24日も空いていたんですからね・・
もしかして、この船と、運航自体が知られていない??
ならば、あまり教えたくないなあと、乗ってきてより感じたのです。
この体験は、とても素晴らしく、何度でも乗りたい、というのが正直な感想です。
東京港みなと丸 に乗って来ました
早速、予約、その体験記を今日はアップしてします。
あくまで目的は、東京港と港湾の現状視察です。
私の #最近の学び です。
この船、資料によりますと以下の通りです。
【船舶概要】
#視察船 #東京みなと丸
船主:東京都 建造:2020年1月
全長:35m 幅:7.78m 深さ:3.14m
満載喫水:約1.3m 総トン数:215t
巡航速力:13ノット
となっています。
利用案内
■集合・解散場所 竹芝小型船船着場
■運行コース 以下の通りです。
桟橋を出て、レインボーブリッジをくぐり、品川埠頭、大井コンテナ埠頭、城南島海浜公園、羽田空港、中央防波堤埋立地、第二航路、ゲートブリッジ、引き返して、蒼海、お台場を経て竹芝に戻る 約1時間15分のクルーズ
■運行時間 午前10:40 午後13:45 1日2便
■運航日 土日祝日・月曜 運休 つまり、運航は原則、火曜から金曜の平日
■利用対象 東京港に関心のある15歳以上(中学生除く)団体•個人
料金と予約
★無料でご乗船いただけます。
■予約方法 インターネット予約
※詳細は「東京みなと丸」ホームページをご確認の上、お申し込みください。
目的をご理解いただいてご利用されればと思います。
目的:東京港を観て学ぶ(以下HP抜粋)
東京港は日々進化しています。首都圏の生活と産業を支える物流をさらに円滑なものにするため、ふ頭や倉庫、橋や道路を整備して、港湾機能の充実・強化を図っています。また、臨海副都心では、ビジネスと観光の拠点として賑わいと活力あるまちづくりが進んでいます。視察船「東京みなと丸」は、みなさんの生活と深く関わる東京港の役割を多くの方に知っていただくこ
を目的に、運航しています。
となっています。
私自身は、自分でも、この水面をレンタルボートで航行させていただいているのですが、このコースは、友人知人を乗せても喜んでもらえるコースの代表です。私の借りるボートは、20ftから、大きくても30ft なので、この船のそれとは大違いですし、この船は、小型船舶免許で乗れるものでもありません。きちんとしたプロの操船に委ねて、きちんと、東京湾、東京港を学ぶのは貴重な経験です。
体験レポート
まずは集合
集合場所の竹芝小型船船着場へは、浜松町の駅を降りて徒歩で向かいます。慣れなくても15分とかからない場所です。インターコンチネンタルホテルの横になります。
こんな感じになっていて、この写真の背中側に、建物があり、受付はその中で行われます。
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受付の建物にはトイレもありますので、安心です。また、船内にもトイレがありますが、なるべく済ませてご乗船してくださいとのことでした。
この日、受付は乗船30分前の10時から始まりました。締め切りは20時20分と書いてありました。
とはいえ、係の方が、揃えば臨機応変に対応して出航しているようで、今日も早めに船に案内していただけました。ちなみに、コロナ禍で、定員を半分に減らして25人定員で運行とのこと。ホームページでは満席でしたが、ドタキャンでもあったのか、この日は20名での運行となりました。
案内された船はこちらです!
まさに、大金持ちの所有する #超豪華ヨット そのものです。
日本でヨットと言えばセーリングボートを指しますが、海の向こうではこれがまさしくヨットですから。
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なんとも美しい船です。
このサイズながら、見た目、鋼船ではなく、FRPのように見えました。
ものすごく美しい船で、 #加山さん 大好きな私は、亡き #光進丸 を思い出してしまいましたが、この船がかなりデカい ということです。
もちろん、海技士免許ないと海に出れない。
ポンツーンから乗船します。
乗船して案内されたのは、ローアーフロアのアプト側のキャビンです。
一見して、会議室と座席が一緒になった作りです。
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窓側には進行方向に向いて、2人掛けのシートが、左右共に並びます。極めて普通の移動空間、乗り物の座席です。座席にはテーブルが収納されているようですが、今回は使いませんでした。センターにはご覧のようなミーティングテーブル、肘掛け付きの椅子がテーブルを囲みます。ここが、参加者には、自由席で案内されます。
私は、事前レクチャーを受けていたので、スターボード窓側に、それも窓枠の切れ込みと、座席配置が良いシートを選んで座りました。
あ! スターボードては右舷のことです。左舷がボート、つまり港の岸壁につける方という意味です。スターボードの意味は、諸説ありますが、昔々の船は右舷に舵が有ったために、ステアボード、から来たという説が強いです。
乗船前にクルーの皆さんが、潮を流して、窓を綺麗にしていただいており、視界はバッチリです。
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この船ですが、なんか凄いです。スラスターなのか、ポットシステムなのか? その場で向き変えられます。狭いスペースからの離岸なのに、なんの問題もなく出ていきました。
船が出ると、今まで受付から誘導をしていただいていた、年配のスタッフの方が、マイクを持って、ガイディングをしていただけます。
それぞれの、シップの特徴と機能、港湾施設の説明、そして、この東京港の普通の人は知らない知識まで、丁寧にかつ、飽きさせることなくご案内いただけます。
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RoRo船とは、シャーシやトレーラーごと乗船できる船で、フェリーとの違いは、旅客を運ばないことだそうです。
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この下には海底トンネルが走っているそうです。
また、港湾部は、震災以来の耐震化が進み、現在の東京港は耐震補強が終わり、上屋も新しくなった施設がみられるそうです。上屋とは、船から下ろした物資の一時保管倉庫の総称だそうで、倉庫と上屋が一体になった複合施設なども増えているといいます。
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クレーンも港湾部とは切り離せない存在です。コンテナにはガトリングクレーン、メインのコンテナは12m 大型バス1台分の大きさで、広さは33平米、重さは30tにもなるそうです。40m上の操縦席からクレーンを、操作しています。
小麦には、掃除機のようなクレーン、そして空港近郊では背の低い特別なクレーンが使われるそうです。
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第一航路を羽田へと向かいます。至る所に、光路標識があるのです。
そして羽田です。
灯浮標の意味は覚えて損ありません。
特に、小型船舶免許取得には絶対必要です。
この一枚には、実は富士山も見えてます。
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羽田では、航空機の発着も見れます。
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羽田を後にすると、船は反転し、さらに進路を変えて第二航路に入ります。この時、かなりの転進で、波を受けました。飛沫がガラスを打ち、さらにそれが塩の結晶に変わります。
視界が落ちます。
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五輪ボート会場を過ぎると直ぐにゲートブリッジ、ここで反転して第二航路を戻ります、
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やがて、青海の新客船ターミナルから、晴海選手村跡を経て、再びレインボーブリッジをくぐり抜け帰って来ます。
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ご覧の通り、潮でウインドウが真っ白です。
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1時間15分 当たり前ですが、無事帰着。
行ってきた先を振り返ります
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なんとも素敵な体験
ぜひあなたもお楽しみください。
港湾機能と港の必要性が学べます、同時に、東京は水の街ともいうことが出来ます。
この船を体験して、これをきっかけに、船に乗られてはいかがですか。
追記
乗船時に、ライフジャケットの所在ならびに、使い方、緊急時の避難導線や、指示など何の説明もなく海に出たのが少し気になったので、都の担当の方には連絡して、せめて、ライフジャケットのありかだけでも、明示してと、意見具申だけさせていただきました。
何かあってからでは遅いので。
念のためにです。
いずれにしても、東京都の船 利用させていただいて感謝です。
五輪にあわせて就航させた新造船なのでしょうか?
素晴らしい、
私の過去記事