LUST & SATISFACTION
簡単に人生を振り返ったのは
テレビで釣り番組を見ていた時だった
欲望が衰えれば、自分が見えてくる そんなお話です。
純粋に好きなもの・・・
中学時代は、ひたすら釣りをしたものです
海街に育った私だけれど
自転車圏内には、磯、砂浜、テトラ、港、川、があり、そして、当時人気のブラックバスが釣れる池もあいくつかあったのですよ。
【鎌倉近郊釣り場】ただし情報は 1970年代
●和賀江島 なんと行って、和賀江島は古代の貿易港 ゴロタ石と砂浜 クロダイが釣れますよ。 材木座海岸から投げでも、逗マリ横の小磯からは浮きで
●逗マリ近辺のテトラ ここでメーターのシーバス上げたのは、あの釣具店の店員の尊敬するお兄様でした
●坂の下 昔、学生会館のあった場所からの投げ 巨大なシロギス ニベ
夜は要注意 ゴンズイだらけ
●坂の下の学生会館から先の稲村ヶ崎に続く磯部りの134号線した。メジナおじさんがデカいのを上げてましたよ。
●逗子の大池 40cmバスがちゃんと泳いでますよ 釣れるかは???
●鎌倉湖 ここもバスですが、確実にいます。 釣れるかは???
●釣りを始めるなら 滑川河口 小坪漁港 格安万能竿で ハゼ コトヒキ
そんな私ですが
時には、親に頼んで、芦ノ湖まで運んでもらい、ボートを出すこともあり。
解禁北後の芦ノ湖で、凄いのかけましたよ。
当時 大人気の #マンガ #釣りきち三平 を貪り読んで将来の夢を抱いたものです。
●北海道 釧路湿原でイトウを釣る
●ブリティッシュコロンビアサーモンダービー出場
この2つの夢は今も果たせていません
仕事から、憧れの地には それこそ何度か訪れているのですが
ロッドを手放して、もう40年。
極たまに、おもちゃの道具で海で糸を垂れることはありましたが(カバー画像)、釣りをするという、レベルにまでは戻らないままでした。
道具も、とても拘った中学生でしたが、アルミ製の #UMCO173A
に満載の #バルサ50 はじめ、当時のルアーの数々も、 #ABUアンバサダー5500C も #カージナル も #ガルシアミッチェル #フェンウイックHMGグラファイト もいつか何処かに行ってしまいました。
正直 中学から高校、大学へと移り行く人生の中で、僕の興味はどんどん変わって行ったわけです。
移りゆく志向と欲望
中学: 釣り BCL 部活
高校: 釣り 音楽 写真 恋愛 バイク
大学: 車 テニス スキー ゴルフ 恋愛
社会人:恋愛 グルメ アパレル ゴルフ 車
家庭人:生活 教育 もろもろ ゴルフ
ここで正直に言えば、 恋愛という目的に 付随する手段が グルメ アパレル 車 であり、これらは常にリンクするものだった、そんな気がしますね。
そして、家庭人になれば どうしても ね・・・
そしてこんな事を書くと #身も蓋もない のですが、今思うと
恋愛に燃やしたエネルギーは、欲望へのエネルギーだったと認めています。
あくまで個人の反省です
■恋愛は、自己否定の反作用
愛されることで、自分に価値があると信じたかったのだと思うのです。
だから、愛される実感は、自己否定を和らげるための処方薬であったけれど、処方薬は自己否定の気持ちを緩和するだけで、根治させることは出来なかったのです。結果として、愛してくれる相手を絶えず求め続けたのかもしれないし、それは多分、心の何処かで根強い自己否定があり、それを認めなくないがための行動だと今は思うのです。
■ある意味お互いが、同じ穴の狢
愛されたいと願う相手もまた、同じタイプに偏るのかもしれない。
お互いに、どこか、繕うから、お互いに何処か貧欲。愛し合うのではなく、伏線があり、そこをお互いに見ないふりをする。極シンプルに言えば、愛の見返りがあるから、お互いを必要とする関係。
口に出さなくても、時には、本当にその意識が本人に無くても
現実はシビアで、むしろ、本人達に自覚がない場合、結果は残酷すぎたのですよ。
■恋愛の全部が全部そうじゃない、けれど、恋愛の中には、そんな恋愛も存在することは間違いがないのです。
作り物の交わりに、夢中になる
けれど、人生の中には
そんな時期もあっていい、いや、むしろ そんな経験の一つや二つはあった方が良いと僕は思っている。けれど、そればかりでは、人生の中で実に多くのものを経験し、感じる機会を失うことになったのではないかと感じている。交わりが生む、素敵な出来事ももちろんあるけれど、自分を見つめて、自分を可愛がることもまた大切。
僕は、休日の昼間に、釣り番組をみながら思ったことです。
自分と過ごす
一人で、船を出して1本のロッドに集中して魚を追う
川の中に立ち、ひたすらフライロッドを振る
サーフで遠投をして、大げさな道具で、小さな透き通るキスを求める
どんな釣り方でもいい
言葉を発しない魚と向き合うことは、自分と向き合うことになる
そう、そこにも魚を釣り上げたいという欲望は枠だろうけれど
欲望は魚には見切られるんだ
だから、欲望を消すことに注力する
60にして、今 再び ロッドを握ろうと思う
こんなふうに今 考えてます。
本気で夢実現(今年はやります)
でも、実際に始めるとなると、環境は激変している
ラインは、ナイロンではなく信じられない細さの、別素材のラインの登場 このラインだけでいいのかぁ? リーダーがいるのか? ロッドもリールもまるで解らない。昔は、ストリップロッドを自分で、ビルディングしていたけれど?? ルアーも解らないし まあそこは、そこ自分流でいこう
●憧れのBCサーモンダービーは検索しても大昔の記事しか出てこないけれど
たしかに、自然に優しい今の時代には無いのか? でも、サーモンはいる。居るなら釣れる。ムーチングにフェレッシュベイトに拘らなくてもいい。
●憧れの釧路湿原イトウ 北海道のイトウの環境も変化しているみたい。
もはや釧路湿原の名なく、天塩川 猿払川 というなが出てくる。私が個人的にとてもお世話になった、 南富良野町 かなやま湖もいいらしい
●憧れのスティールヘッド これもカナダかな
●先ずは 羽田のシーバスからか・・・
●そして霞ヶ浦のバスへ
駄文にお付き合いありがとうございました。
グラファイトブルーが良いのに・・・
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