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【開催レポート】福島県主催|デジビズアカデミーキックオフイベント
こんにちは。プレイノベーションの添田です。
今回は、8/23に開催された、福島県労働商工部主催(運営:プレイノベーション)「デジビズアカデミー キックオフイベント」についてレポートします。
エントリーいただいた福島県内の製造業者様にも多数ご参加いただき、プレイノベーションが独自に実施した県内DX推進度調査レポートの公表や、本プログラムの今後の進め方について共有をおこないました。
「デジビズアカデミー」についておさらい
デジアカの概要
令和6年度に福島県から受託した事業(ものづくり産業におけるDX人材育成事業)として『デジビズアカデミー(略称:デジアカ)』はスタートしました。
福島県内の製造業におけるデジタル化推進と人材育成を目的とし、企業が抱える課題の抽出から解決するための計画立案・実行・効果測定までを私たちプレイノベーションがトータルで伴走支援していきます。プログラム内では実践型ワークショップを開催し、実際に業務で活用できる「業務アプリ」を一緒に作成する予定です。
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前半パート
ご挨拶・調査レポート公表
始めに、代表の菅家からご挨拶と県内の製造業を取り巻く現状や課題を説明しました。
また、5〜7月の期間でプレイノベーションが実施した「ものづくり業界デジタル推進度調査」に関する結果を本イベントで初公表し、DX人材の不足や進め方がわからないなどの阻害要因があることを解説しました。
合わせて、調査結果をもとに中小製造業のDX推進はビジネスアーキテクトとなる人材育成が必須ということを提言し、本プログラムを通してDX推進人材を社内に生み出すことで解決を目指していくという方向性を示しました。
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DX推進(技術的問題及び適応課題の見解)
DX推進が進まない原因について、「技術的問題」「適応課題」の2つがあるということを言及しました。
・技術的問題:すでに解決策がわかっており、既存の知識や技術で解決可能な問題。
・適応課題:自身の価値観や周囲の人との関係性が変わらないと解決できない問題。
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製造業におけるDX事例の紹介
次に、製造業のDX成功事例を2つご紹介しました。
①紙の図面管理による情報共有の遅滞を、データクラウドシステムの導入により業務効率化・人間関係の改善・新たなビジネスチャンス創出を実現した事例
②人手不足を解決するために全社を上げたDX推進でシステム導入・社員の意識改革を推進したことにより、24時間無人稼働工場を実現した事例
いずれもシステムや技術的な問題だけでなく、組織で働く人の問題も合わせて解決した事例となっていました。
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後半パート
デジビズアカデミー全体像
後半では、本プログラムのメイン担当となっているビジネスアーキテクトの稲元から、本プログラムを通して達成できることや、具体的なプロセスについてお話しをしました。
キックオフイベント開催までに、参加企業様には自社のDX推進に関する現状調査を実施しており、今後は①DX/人材育成に関わる計画の策定②業務アプリの作成③効果測定の流れでプログラムを進めていく予定です。
アンケート結果
イベント終了後には、ご参加いただいた皆様へアンケートの回答を依頼しました。
参加された方の約80%以上が、今回のイベント内容に満足したと回答をいただきました。また、内容については特に「なぜDXは進まないのか?」を言及したパートが最も印象に残った方が多かったようです。
自社におけるDX化推進のイメージに関しても、イベント終了後には約半数の方が「DX化のイメージがついてきた」と回答してくださっており、今後はより具体的に自社への落とし込みをしていただけるよう、次回の計画策定からサポートできればと考えています。
今回のプログラムに対して内容を理解できたという方は全体の約75%を占めている一方、1回だけでは理解が難しかったという皆様にも、今後のカリキュラムを通してDX化への理解を深めていただけるよう、スタッフ一同伴走支援をしていきます。
【参加者からの声】
・研修後の不明点に関しての問い合わせについて、スタッフの方が丁寧に説明していただいたので助かりました。感謝いたします。今後の展開についてもご相談しやすいなと感じました。
・とても分かりやすい説明でした。
・推進計画の策定が少し理解しきれませんでした。サポート頂きつつ、実際にワークに取り組んで頂きたいと考えております。
新聞掲載について
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【デジビス】プレイノベーションでは、これからの人手不足の時代にDX化を加速させるサービスを提供しています。
「社内にデータはあるが、うまく活用できていない」
「どんなツールを社内に入れれば良いか分からない」
「社内に使い方が定着せず悩んでいる」
「そもそも人がいなくでDXまで手が回らない」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。プレイノベーションでは最適なツールのご提案・導入からシステム活用までトータルで伴走支援が可能です。
詳しくはこちら【デジビズ】をご覧ください。