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そうだ、京都に住もう。

"東京にいるときは京都で何をしようかと考え、京都にいるときは東京での仕事の段取りを(ちょっとだけ)考えている。住まいが2つになったことで、日常にメリハリができた。"2011年発刊の本書は、人気ライター夫妻が夢の二都生活を実現するまでのリアルな記録にしてガイドブック的な一冊。

個人的には、現在は大阪在住の私ですが。何度か学生時代を過ごした京都との二拠点生活を進行形で試みていることから、参考にしたいと思って本書を手にとりました。

さて、そんな本書は東京在住のライター夫妻が、自宅に茶室がないことをキッカケにして【都会なのにコンパクトな京都市内】に魅力を感じて築年数不明の町屋を購入して、建築家とリノベーションしていくわけですが。京都の人にベタ過ぎると笑われたり、住むには大変なのは理解していても【京都で町屋に住む】って、やはり魅力的なわけで。読み進めながら羨ましくて仕方がなかった。

また二拠点、もしくは多拠点生活も移住促進や交流人口増加が各地で求められている中、確実に定着していくと思いますが、今現在は著者の様なライター業やIT業界といった【場所に縛られずに働ける人に限られる】と思われる事から。どうやったら自分にとって【自然なライフスタイルとして複数拠点生活のリズムをつくれるかな】と古本屋の私は考えてしまいました。

京都市内への移住を考えている方や、二拠点生活を考えている方へオススメ。

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