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100年の旅

"ですから、読者のみなさんにはこの本を誰か別の人、できればご両親、またはおじいさんおばあさんなど、自分よりも人生経験のある人といっしょに読んでいただきたいのです。"2018年ドイツで発表。世界14ヶ国で翻訳されている本書は年齢によって【世界や人生の見え方が変わる事】を様々な言葉で確かに伝えてくれる一冊。

個人的には人生100年時代【家族や高齢者へのプレゼントに最適です】との評判が気になって手にとりました。

さて、そんな本書はドイツやイスタンブールの様々な人々、元高官やシリア難民、学生たちに尋ねた『人生で何を学びましたか?』に対する返事の言葉にイラストをつけて【0歳から99歳までちょうど100年の人生】としてまとめたものなのですが。なんでしょう、物語性はなくも(著者がすすめているように)【世代の違う人との対話のキッカケ】としてステキな一冊ではないかと思いました。

また、くせのない都会風のイラスト、『翻訳できない世界のことば』翻訳者・前田まゆみによる手描き文字と【デザイン的にも洗練されている】ので、本書は誰かへのプレゼントとしても、もちろん。部屋のインテリアとしても良い一冊ではないかと思いました。

世代を超えて誰もが共感できる本を探す方や、家族との対話のキッカケになるような本を探す人にオススメ。

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