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自己紹介

『本屋』+隠居。同志社大学経済学部卒。卒業後に金融業界に就職するも、ふとした偶然から「暗黙知を可視化してくれる」文化芸術に魅力を感じて前衛芸術家集団、元具体美術協会嶋本昭三氏がひきいるAUに参加。国内外の様々な文化芸術活動に裏方的に関わった後に、2007年に自身が代表をつとめる一般社団法人ワオンプロジェクトを設立。同年に大阪、日本橋にて日替わり店主制のギャラリー・オルタナティブスペース、アトリエ輪音(わおん)を開店。(2012年閉店)ここを拠点にクラフトマーケット、とんぼりワッショイの運営や大阪市が中心になって設立した芸術創造活動支援事業中之島4117でも実行委員として若手アーティストの活動支援事業、伝書鳩フォーラムなどで主に関西圏の「若手表現者支援」に取り組んできた。

その後、東日本大震災での被災地ボランティアやアサヒ・アート・フェスティバルの選考委員を2012、2013、2014年と担当した事を縁に全国各地の地域アート活動の現場を実際に訪問する中で、マスメディアに不信感を覚えると同時に「小さな声を大切にしている」ローカルメディア、フリーペーパーの地域における「オルタナティブメディアとしての可能性(必要性)」「自発的に考える力がつく読書文化の普及」を強く感じた事から、2015年に大阪初となるフリーペーパー専門店はっちを、大阪駅近くに開店。2018年には日本初となる読書会専門店を江戸時代の文化サロン、木村蒹葭堂にあやかりKENKADOU511と名づけて同じく中津に住み開き形式にて開店。(2021年閉店)

同時に元来の本好きが高じてブックコーディネ―タ―を自称、各スペースの選書や棚づくり相談にのったり、全国の公立図書館や商業スペースと共同して”その年のもっとも支持されたフリーペーパーを決定する”アーカイブ企画・合同巡回展フリーペーパー・オブ・ザ・イヤーや、”読書人がいちばん伝えたい人・事・物を投票で選ぶ”WEB公募アワード読者大賞、"公園での持ち寄りZINE交流会”ZINEPARKといった、これまでの経験を活かした幅の広い「本の補助線を引く」企画、講座、ワークショップなども手掛ける他、社会起業家ネットワーク大阪を変える100人会議の世話人をしたり(〜2020年)社会活動家の一人として本や読書に関連したソーシャルアクションも頻繁に行った。

また本や読書に加え、映像の可能性にも着目、”世界一敷居の低い映画祭”スマートフォン・フィルム・フェスティバルも主宰者として2019年からスタート。インディーズ映像シーンのボトムアップ活動にも取り組む他、2022年には全国各地に「はっち間借り店」やメタバースプラットフォーム「cluster」にも参加、「はっちメタバース店」も開設、現実世界と仮想世界を往復しながら「読書会」主宰等の文化活動を行いつつ、2024年からは”メタバース発の芸術教育の可能を探る大学コミュニティ”メタバース芸大RESTもスタート。現在は『隠居』として「これからの人」を裏方としてサポートしている。

近年の実績は、はっちでマイクロライブラリーアワード2018
KENKADOU511でマイクロライブラリーアワード2019を連続受賞、同じくはっちにてグッドデザイン賞一次審査通過。またフリーペーパー・オブ・ザ・イヤーで第6回環境省グッドライフアワード2018ファイナリスト選出。また、これまでの経験や関係性から京都にて若手アーティストを支援するKAGANHOTELのエバンジェリストや、行政関係では大阪「大阪市男女共同参画審議会委員」「大阪市市民活動推進事業運営委員会委員」「京都では「京都市美術館協議会委員」「京都を彩る建物や庭園審査会委員」などを担当。2024年現在は「大阪市市民活動推進事業運営会議委員」をつとめる。

メディア掲載、活動実績

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