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DAY93:街角のベトナム~配達者を気の毒に思う Tôi nghiệp người giao hàng~
買い物(mua sắm)についてのベトナム語を勉強していたときに、オンラインECサイトの話になり、ベトナムではまだクレジットカードが普及していない、かつ、信用できるECサイトが無い為、代金引換払いがほとんどだということを学んだ。
その際に、ベトナム語の先生が Tôi nghiệp người giao hàng(配達者を気の毒に思う)と言っていて、なぜなら、代金引換払いの場合、届いた洋服を試して購入を検討できるとはいえ、配達業者に家の前で10分ほど待ってもらうことになる。なので、気の毒に思っている先生は、いつも試さずに支払い、30%ほどは、着てみたら気に入らないものだったというが、仕方がないと言っていた・・。
で、私の疑問は、この nghiệp (気の毒) という言葉だった。グーグル翻訳で検索すると、カルマ(Karma)と出てくる。来世の話の際も思ったけれど、カルマ(業)が、気の毒という想いに関係しているのだろうか。
改めて、カルマを調べてみた。カルマは業、行為、良心の活動や良心の生活を意味するが、「業が深い」というとき、欲深い、運が悪いという意味があるそうだ。
つまり、「業が深い」というのは、「前世で多くの罪深い事をして、その悪行の報いを現世で多く背負っている」ということ。
https://career-picks.com/business-yougo/gougafukai/
ということは、通常、私たちが「お気の毒に」というとき、多少の「自業自得」という意味も、意図せずとも含まれているのか?という別の疑問も湧いてきた。
先生も、この私の唐突な質問に対して、よく考えて答えてくれて、「マミはいつも奥深い質問(Câu hỏi sâu sắc)をするねー」と言っていた。奥深いのはベトナム語であり、英語を勉強したときは無かった言語そのものへの興味というものを沸々と感じる日々。
kiệp sau:来世
kiệp trước:前世
Em đã phạm tội ở kiếp này. . 私は、今世で罪を犯しました・・
Tôi nghiệp quá... 哀れな自分・・
・・・といういつも面白い例文をもらう。
ついでに、「自業自得」と言ったが、自業自得はベトナム語で Do ăn ở cả. という。最近、ベトナム人の若者は、この自業自得と言うのが流行っているらしい。なんでも、映画の中でのセリフであって、みんな真似ている(bắt chước)のだそう。
映画のタイトルはわからなかったが、調べてみたらヒットした画像。
nói đùa:からかう
trều chọc:冗談
thô lỗ:失礼
ảnh hường:影響
雑談:
ダナンでは、現在各観光地の無料キャンペーンを実施中なので、バナヒルズ(入場料が高額な観光地)も行けるね、と言われたけれど、「観光業に務めていても、主要観光地を巡るのはあんまり好きじゃない。1回行ったら十分」だと言ったら、ベトナム人もよく Đi du lịch chỉ để check in địa điếm thôi. (チェックインする為だけに旅行へ行く)と言うよ、と言われた。まさに。
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