[粉花]裏浅草通信20220624
浅草の…ふだん使いのお店…。尊敬を込めての台所——。のような食べ物屋さんとかお店…。
でも、もちろんわがまましたり、それ食べたい、どうにかしてとかは云わない。とにかく食べて楽しい、買って嬉しい店。そんな台所的なお店では、浅草美味しいもの大好き、美味しいもの屋さんにであう。タイ料理も食べられるカジュアルフレンチ[A]で、「粉花」の姉妹にであった。であったといっても知り合いでも、声をかわすわけでもないので、見かけたということ。[A]では最近、「粉花」のスペシャルパンがメニューに加わった。ここでは、「ルスルス」の姉妹、家族連れにもよくお会いする。こちらは以前にクッキーをオーダーしたことがあるので、ご挨拶する。軽く、ほんとに軽く。
[A]は浅草駅に近いところにあるので、裏浅草じゃない。「粉花」も浅草寺のまぁ、かろうじて裏とは言えるけど、けっこうなメインの通りにある。裏浅草紹介にはちょっと外れているかも…しれないが。今日は、[粉花]の丸パンにオレンジピールが入ったもの。わ、美味しい。とにかく美味しい!
今日は、これだけのご報告。
だと余りに芸がないので、「粉花(このはな)のパンのレシピと浅草さんぽ: 観音裏のパン屋さん」から少し体験的ご紹介。手にはデビルハンドとゴッドハンドあると思っていて、まぁお茶なんかだと本人の意思と努力関係なしにお茶が美味しく入らない人が、いや[手]がある。こればかりは本当にどうしようもない。で、自分はパンにデビルハンド。もう膨らまない、美味しくない…。嘆かわしい。[粉花]では自家製の酵母を使っている。作っている。干葡萄から作る。それを週の前半に作って、後半にパンにして販売する。やってみた。まず干葡萄の酵母。まぁ若干の発酵があるものの…まずまずの失敗。ちょっと異るところがあるが、茶も発酵が必要。これも手や場所によって変わってくる。こっちはまあまあの出来。本を読んでいたら、酵母菌は場所に寄って違うものが発生する…ようだ。たぶん手によっても違うような気がするが…それは書いていない。パンはその入り口からどこか僕の手では難しいのかもしれない。或る日、突然、手の具合が変わると楽しいな…。そしたらお茶ももっと美味しくなるような気もする。
そんなことを思いながら、オレンジピール入りの丸パンの二個目を食べる。美味しい!!
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