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タグラグビーでチームビルディングを行う!!③
この記事も今回で最終回です。
これまでの記事
①
②
今回は、このタグラグビーの実践を通じて起こるメリットについてお伝えします。
1 目標を共有できる
リーグ戦が始まるとどのチームも「優勝」を目指して取り組みます。
勝つためには何をすべきか、メンバー個々がどんな役割を果たせばいいのか?それをメンバー全体で共有できているチームが勝ち続ける傾向があります。
そのことは子供たちにも伝え、納得して取り組んでくれています。
2 小さな成功体験を味わえる
勝つという共通目標をもつことで、子供たちは一生懸命取り組みます。
しかし残念ながら勝ち続けているチームとは真逆のチームも存在します。
勝てないチームには「原因」があります。
例えば、キャプテンも含め自信がなく消極的な子が多い。
チームの一員として自分の役割を果たしていない。
主な原因はここにあります。
そこで「チーム練習」と称して、作戦の練り直しをします。
このようにテコ入れすることで勝てるようになります。
ちなみに「全敗」したチームは一度もなく、
むしろセカンドステージ前半まで全く勝てなかったチームが覚醒し、
優勝争いまでできるようになったチームも過去にあります。
こうした「小さな成功体験」によって子供たちは自信をもつことができるようになります。
3 ゲームがない児童が応援してくれる
自分のチームの試合がない時も、他のチームにいる友達を応援する!という空気が生まれます。
といっても仲良しの子がタグのゲームをするので遊べないので応援している・・というのが本音ですが、それでもギャラリーが多く声援をあげます。
また他のチームの動向を知りたい子も応援してくれます。
そんな雰囲気を出します。
今年度は「メディア班」と称してゲームの様子をタブレットで撮影する子もいます(有志の子にお願いしています)
4 家庭で話題になる
リーグ戦が始まると、子供たちは家庭で「今日は勝った」「負けた」など家庭の中で話題となります。
これで保護者の方も、自分のお子様における学校の様子が手に取るようにわかります。
先日、10年以上前に担任した保護者とお会いすることがあり、
「娘は当時タグラグビーにハマっていていつも話をしていましたよ!」とおっしゃってくれました。
以上タグラグビーの実践にはこうしたメリットがあるため実践しています。
5 あなたの得意なことでチームビルディングをしてみませんか
今回は私のタグラグビーの実践について3回にわたってお伝えしました。
誤解をされてはいけないので念のためにいうと、私はみなさんに「タグラグビーを実践してください」と言っているわけではありません。
あなたの得意なことでチームビルディングを意識した実践を継続して取り組んでほしいのです。
バスケットボールでもサッカーでもいいし、
音楽活動でもいいのです。
ただ留意してほしいのは、継続して取り組める「仕掛け」をつくること。
仲間同士で協力できる活動の場であること。
それであれば何でもいいのです。
私もタグラグビーを実践し始めたきっかけは、単に私がラグビーをしたかっただけですし(笑)
ぜひあなたの得意なことで子供たちを変えてください。
今年1年大変お世話になりました
最後に今年1年当アカウントの投稿を読んでくださりありがとうございました。
3月までは起業家として「オンライン教師サポートTeacher's Bridge」のアカウントとして発信してきました。
しかしこの春教職に完全復帰し、「茨城の片隅から教育を語る」という名前に変更し、日々の実践や教育観などについてお伝えしました。
完全復帰したこの8か月。
それまでの教師としての実践、
起業家として学んだこと、身に付けたものなどが融合し、
自分でもいうのもなんですが、クラスの子たちは大きく成長しました。
先日実施したQUテストでは6月に行った時よりも満足度が大きく向上し、全国平均よりも大きく上回った項目も多数ありました。
これまでの経験は決して無駄ではなかった!と実感しています。
来年も引き続き、私の実践や教育観についてお伝えします。
このアカウントでお互い情報交換や交流できたら嬉しいです。
あなたにとって素敵な2025年になること、祈念申し上げます。