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三升漬ってなんですの?

先日、ドライブで西伊豆の松崎町へ。

碧い海と白い砂浜、やっぱり伊豆はいいなあ。

昼時だったので近くの食堂へ。

「民芸茶房」なんて渋い名前。なんて渋い佇まい。ちょっとした旅行に来たって感じ。

広い店内にはお座敷の小上がりと丸太のテーブル席。

「いらっしゃ〜い」とおばちゃんが湧き水を出してくれた。

テーブルの先には「湧き水ご自由にどうぞ」の文字。湧き水ってなかなか飲む機会ないよね…

松崎の新鮮刺身盛に小鉢3品、自家製干物付きの定食を注文。

すぐにおばちゃんが「はい、松崎のひじき煮、イカの三升漬、ほにゃらら(聞き取れなかった)、漬物、あとキビナゴの唐揚げはサービスね〜」とテーブルに置いていく。

ああ、ご飯のお供!絶対ご飯何杯も食べれるやつ!の濃いめの味付けの小鉢たち。イカの三升漬めちゃくちゃうまい!買って帰りたい。

なんか旅に来た感あるなぁ。こういう味付け、いいよね。

「お待たせね、刺身とご飯と味噌汁、あとアジの干物ね。お米は松崎産のお米ね。アジは炭火で焼き立てだからね〜  わさびは本わさびだよ〜」

金目鯛にタコ、アジ、カンパチなど8種類の小ぶりで食べやすい刺身。(私は分厚く大きいデカネタ的な刺身が苦手)

ああ美味しい。ご飯進むよ。だって干物もあるし。こりゃご飯お代わりしないとおかずなくなんないよ…濃い目の味噌汁も暑い夏にはいいよね。

汗いっぱいかいたし、このくらいの塩分摂取しないとね。

あーご馳走様でした。湧き水おかわり!

お会計の時おばちゃんに

「イカの三升漬は売ってますか?」

と聞くと

「隣の店の人に言ったら奥から出してくれよ!」との事。早速隣の店に行くと干物は冷蔵庫にあるがやはりイカの三升漬は見当たらない。

「すいません。食堂でいただいたイカの三升漬けはありますか?」

おばちゃんにっこり、いやにんまり

「ありますよ。」と冷蔵庫の奥から一瓶。

折角なのでお土産に二瓶いただく。

「ちょっと待ってね。」とおばちゃんが小さいQOOのペットボトルに水を入れて凍らせた保冷剤を、新聞紙に包んで袋に入れてくれた。

さて、家に帰ってからイカの三升漬をご飯のお供として食べていたが、あっという間になくなってしまった。

これはもう自分で作るしかないと、ググってみると…

北海道や東北では定番の調味料。

醤油、麹、青唐辛子を一升ずつ漬けたもの。

これがあればイカだのなんだのに使えるらしい。

なんて簡単かつ、お手軽万能調味料。

1〜2年の長期保存可能。まじですか。

作りたい!常備したい!これは作るしかない。

というわけで、買ってきました。麹、青唐辛子。

青唐辛子をフードプロセッサーで細かくして、

醤油、麹、青唐辛子を保存瓶に入れて、出来上がり!って超簡単。

あとは発行するのを待つ。一週間くらいでも食べら事はできるらしいけど一ヶ月くらいすると更に美味しいらしい。

ああ待ち遠しい…







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