40歳まであと7ヶ月、髪を赤く染めた話
Love Myselfしてますか。
家事、育児、はたまた仕事、日常に追われるわたしたちはついつい自分のことが後回しになる毎日ですね。
かくいうわたしも、主に家にいるにもかかわらず家事育児をほぼ一人で担っていますので、気を抜くと直ぐに自分をおざなりにしてパンク寸前。
嘘です。
毎日バンタンチャージして、疲れたら昼寝してますので、単にわたしが爆発するのは、ただただ自分の器の小ささによるものです。
そんな、わりと昔から自分を甘やかして、良いところも悪いところもまぁいっかと受け流して、一重瞼も、150cmしかない身長も、むしろ好意的に受け止めて、Love Myselfには長けているという自負のあるわたしですが、それでもどうしても受け入れられない、自分ではどう頑張っても変えることのできない大嫌いな部分がありました。
それは硬くて、太くて、癖があって、量の多い自分の髪質。
思春期に入る頃、癖毛のせいでくるんと揺れるポニーテールをぶりっこと揶揄され、人目を気にして短く切った途端収拾がつかなくなり、美容院では髪の多さに嫌味を言われ、わたしはどんどんどんどん自分の髪質を嫌いになっていきました。
縮毛矯正やストレートアイロンで髪を伸ばしたり、凝ったまとめ髪をしてみたり、あの手この手で、硬くて、太くて、癖があって、量の多い自分の髪質がバレないように、バカにされないようにとため息をつきながら自分の髪の毛と格闘する日々でした。
そんな自分の髪を愛せない数十年を経て、恋愛も結婚も出産も子育ても経験して、モテもママ友ウケも夫ウケすらも気にしない図太さを手に入れたわたしは、これからは好きな髪型で生きていくと決め、思い切ってショートカットにしました。
結構好評でした。
でもストレートアイロンは手放せません。
今流行りのマッシュショート。
毎日アイロンで髪を傷めるのでカラーを諦めて黒髪にしました。
ちょうどPTDのジミンちゃんの黒髪マッシュ期に重なってそれなりに気に入っていました。
でも梅雨には勝てません。
アイロンで伸ばしてもうねる髪に負けて癖を誤魔化すのをやめました。
湿った髪にジェルを揉み込んだらテテみたいになりました(殴らないで)。
そしたら意外なほど会う人会う人に褒められました。
担当スタイリストさんともこれからはこれで行こうと褒め合いました。
そして40歳まであと7ヶ月、髪を赤く染めました。
誤解のないように言っておきますが、決してバンタンを意識したわけではありません。
単純に担当スタイリストさんの髪色が可愛くて真似しただけです。
アイロンも使わなくなって髪質が良くなったのでハイライトも入れて、それはそれは可愛くなりました。
赤髪ウェーブマッシュショートです。長い。
これがもう、自分史上最高に自分ウケがいい。
鏡に映るたびに、えっ、可愛ってなるので、ジンくん状態です。
いいお母さんぽく見えるとか、まともな人に見えるとか、もうすぐ40歳とかそういうの捨ててきたら、あんなに呪ってた自分の髪を、可愛い、今日も調子いい、最高と思える日が来た驚き。
これぞLove Myself体験です(殴られろ)。
いやでも本当。