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大掃除の日
まえがき
年末になってからでは遅い。年の瀬に来年の準備をするより、今のうちにやるべきである。ということで、今日は大掃除の日ということである。
↑の記事の宿題には、自分なりの情報整理法ということである。
自分なりの情報整理法
このnoteの題材にも影響があるので、ちょっとここで書いてみよう。
情報は
分類→取捨選択→優先順位→アウトプット
ということであるが、
どれも、ほどほどに・・・というのに尽きる。
分類しすぎて
自分はいろんなことに興味がある。
博学になりたかったのだが、それは断捨離した。
なんでも知ることは、僕には不可能だと悟ったのだ(おせーよ笑)
情報整理について
情報整理の基本的なステップとしては、情報の分類、取捨選択、優先順位づけ、そしてアウトプットという4つの手順が存在する。また、効率的な整理を実現するためには、情報整理を開始する前に対象となる情報の範囲と目的を明確に定める必要がある。
断捨離の実践においては、片付けるエリアの決定から始まり、物を出して広げ、仕分けを行い、収納し、不要物を処分し、最後に保留にした物の見直しを行うという手順を踏む。効果的な進め方として、狭い範囲から着手し、明らかに不要なものから始め、カテゴリーごとに作業を進めることが推奨される。
情報整理のテクニックとしては、数値データなど文章化しにくい情報を表形式でまとめることで一目での把握が容易になる。また、情報同士のつながりを可視化し全体像を把握するためにロジックツリーを活用することが効果的である。
整理された状態を維持するためのポイントとして、半年に1度程度の整理日を設定することや、新しい物を入れたら1つ手放す習慣をつけることが重要である。また、使用頻度、優先順位、期限による分類といったルールを設定することも有効である。
これらの方法を組み合わせることにより、効率的な情報管理と整理された環境の維持が可能となる。
してみると、そんなに多くの情報に触れていると情報はあるが、
アウトプットに何も繋がらない dev/nullに入ったような状態の情報で
脳のメモリをいつも消費するということになる。
情報過多からの逃走
情報を集めすぎないことでストレスが軽減される理由には、いくつかの重要な側面が存在する。まず、脳の負担軽減という観点から見ると、脳には情報処理の限界があり、過剰な情報は脳をオーバーフロー状態にし、記憶力や判断力、理解力の低下を引き起こすことが知られている。また、多くの情報を処理する際には前頭葉の血流が上昇し、ストレスホルモンの分泌が増加するため、情報を制限することで脳の疲労を防ぐことが可能となる。
メンタルヘルスへの効果としては、情報過多が無力感の発生や満足度の低下、期待値の過度な上昇といった問題を引き起こすことが挙げられる。一方で、情報を適切に制限することにより、重要な情報への集中力が高まり、より的確な判断が可能になるという利点がある。
職業性ストレスの予防の観点からは、過剰な情報が集中力を低下させ、仕事のパフォーマンスを悪化させることが指摘されており、情報を制限することで生産性を維持できることが分かっている。さらに、情報過多は感情的疲労や非人格化を引き起こす可能性があり、燃え尽き症候群を予防するためにも適切な情報管理が重要とされている。
というのが一般的なことだが、
どうやったら、情報過多から解放されるのだろうか・・・
MECEという言葉があるが、それにしてもこだわりすぎはいけない。
MECE
MECEは、情報や問題を効率的に整理・分析するための重要な思考フレームワークであり、Mutually Exclusive(相互排他的)とCollectively Exhaustive(全体網羅的)の略として、「漏れなくダブりなく」物事を整理する方法として知られている。
MECEの有用性としては、真の原因特定が容易になり、プロジェクトの全体像を正確に把握でき、意思決定プロセスが論理的に進められるという利点がある。また、複雑な問題を効率的かつ論理的に分析することが可能になり、見落としや重複を防ぐことができる。
一方で、MECEにはいくつかのデメリットも存在する。実践上の課題として、完全な分類が困難な場合があることや、境界があいまいな要素の存在、時代によって変化する要素への対応の難しさが挙げられる。また、MECEにこだわりすぎると、本来の問題解決から目が逸れてしまう危険性も指摘されている。
効果的な活用方法としては、要素分解による分析、ツリー構造での整理、「~以外」による分類といった基本的なアプローチがある。また、実践のポイントとして、目的に応じた適切な切り口の設定、柔軟な思考の維持、本質的な問題解決への注力が重要とされている。
教科書的な見解
情報整理の基本ステップ
情報整理の4つの手順
情報の分類
取捨選択
優先順位づけ
アウトプット
範囲と目的の設定
情報整理を始める前に、対象となる情報の範囲と目的を明確にすることで、効率的な整理が可能になる。
断捨離の実践方法
基本的な手順
片付けるエリアを決める
すべての物を出して広げる
仕分けする
収納する
不要な物を処分する
保留にした物を見直す[3]
効果的な進め方
狭い範囲から取り組む
明らかに不要なものから始める
カテゴリーごとに作業を進める[4]
情報整理のテクニック
表の活用
数値データなど文章化しにくい情報は、表形式でまとめることで一目で把握しやすくなる。
ロジックツリーの活用
情報同士のつながりを可視化し、全体像を把握するために効果的。
維持するためのポイント
定期的な見直し
半年に1度程度の整理日を設定
新しい物を入れたら1つ手放す習慣をつける
分類のルール設定
使用頻度による分類
優先順位による分類
期限による分類
まえがきのnoteにあったように、
野口悠紀雄の本「超・整理法」では、この分類軸を徹底的に時間軸に置いた。
頭の中をテーブルにたとえるなら、いつも直近の情報を置いて取り出しやすくしてさらには、広いテーブルでものを考えようということである。
古い書類も新しい書類もごっちゃにテーブルにあると
いちいち、どこにあったっけ?って探すことになりストレスだし、効率が悪い。
余談だが、私が懐かしがるのが嫌いであるが、それは、情報の断捨離と無縁ではないかもしれぬ。
私の現状
教科書的には上記なのだが、とにかく
すべて捨て去ることである、なにかあったらその都度AIにでも訊いたほうが速い。というのが、いまのところの持論である。
この検索装置を作る手間が結構やっかいで、ともするとNotionテンプレートを購入してばかりで、テンプレートを利用する時間がないなんてことになりかねない。ちょっと話が飛んだ。
検索装置をつけるには、教科書で出てきたように分類が必要である。
そのときに情報にタグ付けをしておくのである。その情報はEvernoteだのGoogleKeepだのなんだのに、ただ未整理にしまっておく。
なにかの際に検索して、出てくるようになるわけだが、単語だけで検索すると漏れが生じる。なので関連した情報は検索に引っかけられるようにタグ付けをするわけである。
そうするとタグがついた情報は引き出せる、思い出せるというわけである。
でもこの方法は情報にタグ付けする作業に始まり、それを格納する習慣をみにつけなければならない。その装置が結構たいへんで、いまは、一切そういうことはしていないのだ。
そして、他人のテンプレだと 私の場合は駄目で、かといって自分はセンスもなくテンプレートを作るのに時間がかかる。
情報がまったくロジカルでなくて申し訳ないが、こうしたツールで一番いいと思うのはObsidienであったりする。
とにかく浮かんだことはObsidienのTipsという機能を使って保存をしておいたりしているが、これもジャーナリングの時間のみ実行可能で、そのほかはやっていない。つまり、整理していないのが現状である。
空白の美
まえは、どんな情報でも引張り出せたらかっこいいな、と思っていた
ところが、魅力を感じなくなってしまった。
これはAIが流行っているせいかもしれない、すぐに引き出せるからだ。
が、しかし、違う局面がある。
とにかく頭の中を空っぽにするほうが、気持ちよく感じているのだ。
これはやはり年のせいであろう。
自分の関心の範囲を未来志向にすること
そして過去は必要以上に振り返らないこと
それ以外は捨てること
とにかく雑念を払い続けて、無駄な思考はしないこと
こんなことに魅力を感じ始めているのである。
だから整理もせず ただただ情報は捨てている
ニュースも見なければ、新聞も読まないようにしている
SNSなんかもってのほか である。
ただ このnoteだけは例外にしているのである
あとがき
ここに書いたことは、情報整理だけでなく部屋の掃除にも
かなり共通部分がある。とにかく捨てるのが片付けのコツである。
ものはしまっておいてすぐに取り出しやすくするほうがよい
そのためには分類分けと しまっておく場所を決めて
つかったらそこに戻すという不断の努力が必要で、なおかつ定期的に見直さないといけない。昔のアルバムが出てきたからといって懐かしがると整理する時間がなくなるかもしれない。
次回は、この続報について書いてみることにする
いずれにせよ、まだ自分も整理法は確立しておらず、試行錯誤中というステータスである これから年末に向けて頭を整理して臨もうと思う