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【3分で学べる偉人の名言】 三島由紀夫の名言から、比喩表現の上手さに衝撃を受けた話
アイデンティティーとは指紋である。
最終的に一つあればいいんだ。
本日、1月14日は三島由紀夫さんの誕生日なんだそうだ。
私にとっては「自決した人」という意味で強い印象を残している三島由紀夫だが、その独特な人生の終え方もあってかとても興味がある人間の1人だ。
今回、名言を調べていてもかなり多くの魅力的な名言を残していることを知り、ますます三島由紀夫に対する興味が増していっている。
ちなみに、本日ご紹介した名言については、「こんな言い回しができたらかっこいいな」という理由だけで選んでみた。
そもそも「アイデンティティ」という言葉はよく聞くが、いまいち理解しにくい言葉である。
調べてみても「自己同一性」と表記されていることがほとんどで、日本語になったことで益々意味が分かりにくくなるという、不思議な性質を持つ単語の代表格だ。
ちなみに私の中では「アイデンティティ」について、「その人をその人たらしめる要素」のことだと認識している。
「他の人とは違って、その人しか持っていない要素」を「指紋である」とバシッと言い表しているところに、三島由紀夫のセンスをビンビンに感じ取ってしまったのだ。
私は物事を説明する際に、比喩や例え話しを上手に使える人に憧れる。
「賢い人は難しい話を簡単に分かりやすく伝えることができるが、そうでない人は難しい話をより難しく伝えることしかできない」
という話を聞いたことがある。
私も30代後半に差し掛かってきて、気が付けば会社の中でもたくさんの後輩に囲まれるようになってきた。
後輩に仕事の説明をするときなどに、三島由紀夫のようにセンス抜群の比喩をさらりと言ってのけることができる男になりたいものである。
最後に二つほど、三島由紀夫の比喩の上手い名言を紹介させていただこう↓
音楽の美は、その一瞬の短さにおいて生命に似ている。
女性はそもそも、いろんな点でお月さまに似てをり、お月さまの影響を受けてゐるが、男に比して、すぐ肥つたりすぐやせたりしやすいところもお月さまそつくりである。
う〜ん。カッコいい!!