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画材は高価な方がいいのか?

ども、Piyoko-Laboイラスト担当のひよこです。
タイトル通り、本日は画材の話を。

基本、画材は高いに越したことはありません。
高い絵具や色鉛筆は発色がいいし、筆やペンは長持ちします。

高いんだから当たり前っちゃ当たり前。

では、紙はどうか?

画材ではなく書ですが、あの相田みつをさんは、常に最高の紙を惜しげもなく使い、緊張感を持って書いたそうです。

イラストの場合、紙質にこだわるかどうかは、何を使って描くかに寄ります。私の場合、色鉛筆やパステルやアクリル絵の具だったら、あんまり気にしません。

でも、水彩のように水分量の多い画材の場合、紙が薄かったり品質がイマイチだったりすると、たわんだり、モロモロになってしまいます。なので、紙選びはシビアです。

ここでひとつ問題点があります。

いい紙を使うと緊張して描く筆が固くなります。相田みつをさんのように「緊張感」を持つことがいいとは限らない場合もあるのです。

確かに「緊張感」は大事かもしれませんが、それを通り越して「緊張しまくる」場合、筆が固くなってうまく描けなくなることって、ありませんか?

私はよくあります。


「みんなのフォトギャラリー」をやってみて

話は飛びますが、私の本アカのnoteでは「みんなのフォトギャラリー」にイラストを上げています。

元々はこんな感じのネコと女の子の絵を上げていたのですが

私のもう一つの主力タッチで描いた食べ物イラストもあげてみました。

そしたらば、なんと翌日と翌々日すぐに2日連続で使用されたのです。私史上最速です。

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なんだ、こんなに人気ならもっと食べ物の絵を描こう!と当然思いますが、そこで問題が。


コスパのよすぎる商品の弊害?

この食べ物イラスト、数年前まで葉書サイズの安価な紙に描いて毎日インスタに上げてたんです。持ち運びできる葉書サイズで安い紙だからこそ、筆も進み、毎日毎日気軽に描けたんですね。

しかもこの紙、下手すればそこらの水彩紙より丈夫で、めちゃくちゃ描きやすいと来てる。

それがこれ、過去にはネットで話題になっていたらしいダイソーのA6 デコメモ。

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ググると記事が2012年頃に集中していますが、私が使い始めたのもちょうどその頃。

デコメモとあるので、スクラップ的に使用する想定でつくられた商品のようですが「水彩やコピックに最適」と書かれた記事も散見されます。うーむ、みんな、わかってるぅ!

はがきサイズが50枚で100円とは、コスパよすぎ!というのがどの記事にも共通した意見。(のちに40枚に減ったようですが、それでも安い!)

当初から品切れや廃盤を恐れて、見つけると10冊くらい大人買いしてました。それでもここ数年、どこにもありません。やっぱり廃盤になっちゃったのかなぁ。。。。(死ぬほど残念)


もうホント、素晴らしい商品だったんですよ。小さいのでバッグに入れて出かけ、出先でもサッと広げて描けるのが最高!

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これをこんな風にアップします。

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てかこれ、描いてるのダーマトグラフ(色鉛筆)なので、今思えばこの紙使うの、すごーくもったいなかったわけです。

この紙が真の威力をは発揮するのは、やはり水彩。

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ああもう、A6デコメモがなくては生きていけない水彩絵描きになってしまった私。どうすればいいの?


専用水彩紙は使うべきか?

もちろん仕事で描く場合は、ちゃんとした水彩紙使ってますよ!

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A6デコメモも水彩への十分な耐久性はありますが、描き味だけで比較すれば当然、専用水彩紙にはかないません。

上の「みそ煮込み」を描いた紙はマルマンのCOTMANのシリーズ(今はヴィフアールというのかな?)の細目。そこまで高級紙ではないけど描き味が良くて、この商品もコスパ高めです。


しかし、日常使いで描くにはちともったいない。。。上達のためにはまずは続けることが大事。あまりお金がかかると続けられなくなっちゃいますもんね。

そんなわけで、これから安くて描きやすい紙探しの旅に出ることにします。

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見つけたらまたご報告します!

そんなわけで、画材は高価な方がいいか?は時と場合によります。安いからと馬鹿にせず使ってみると、意外といいものがあるかもしれません。

しかし、お金をかけることをいとわないなら、迷わずある程度高いものをおススメします!

同じ「みんなのフォトギャラリー」を元に本アカに書いた記事。


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