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言論が問題になるとき

誰か一人が「ワクチンを打ったら死ぬ!」とか「俺は黒人が嫌いだ、黒人とは交流しない!」と言ったとしても、それはその人が頭がおかしいだけです。完全に言論の自由の範囲内です。

では100万人が同じことを言ったらどうなるでしょうか?

そのときには深刻かつ有害な陰謀論人種差別になります。

100万人が黒人を嫌いだという社会では、黒人はひどく生きづらいでしょうし、そのなかには暴力や差別行為を実践する人がでてくるでしょう。

ワクチンを嫌いだという人が、まあごく少数いても何の問題もないですが、大勢いれば、病気が蔓延し、免疫不全の人々が犠牲になり、社会保障費や医療資源は逼迫し、社会に大きな害を与えます。

もはやこれを言論の自由というのは難しいでしょう。

では、どう対処できるのか?

難しい問題です…。

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