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【仕事術】向き不向きよりも、前向き

皆様お疲れ様です。
英知 契(えいちけい)です。

2月が終わり、いよいよ2024年度ラストとなる3月に突入しましたね。

個人的に、1月から3月までの期間は、新年最初の3ヶ月間でありながら前年度ラストの3ヶ月間でもあるので、なんだかちょっとした特別感を感じられて私は大好きです(私だけですかね、笑笑)。

ほら、小学校から高校まではこの時期はちょうど3学期で、冬休み明けてもめちゃくちゃ短いし3ヶ月ちょっと頑張ればまた春休みがやってくる。中学校と高校も学年末テストだけしかないし、そこにちょっぴりシアワセを感じられるのですよ。

。。。私だけですかね。笑笑。

閑話休題。
さて、この記事のタイトルについてですが、

向き不向きよりも、前向き

というのは、私の叔父さん(私の従兄弟のお父様)が私に教えてくれた言葉です。

私の叔父さんはなかなかに壮絶な人生を歩んでいまして、地元の商業高校を卒業した後に誰もが知る住宅設備企業に入社

自分以外は全員が大卒(しかも早慶MARCHなどの名門ばかり)。
私も想像がつかないくらいの、とんでもない逆境だったと思います。
仕事自体の大変さはさることながら、どんなに頑張ったとしても「高卒」と言うだけで大卒の後輩たちに給料面でも待遇面でも抜かされる

こんな中で仕事を続けられたこと自体、本当に凄すぎて言葉が出ませんし、頭が上がりません。

そして、その叔父さんが大切にしていた言葉こそが





「向き不向きよりも、前向き」





なのでした。


私の叔父さんが、あそこまで不利な環境を今日この日まで頑張ってこられたのは紛れもなくこのマインドがあったからだと思っています。

私自身も、文系未経験でITの世界に飛び込んでしまったものですからしょっちゅう言われるわけです。

「苦手なの?」
「なんでうちに来たの?」
「向いてないんじゃないの?」

もう、耳にタコができるレベルで言われてきました。

でも、自称ひねくれ者の私は内心思うわけですよ。

最初から得意な人なんて逆にいるの?
と。

大谷翔平さんだって藤井聡太さんだって、赤ちゃんの時から野球や将棋の天才だったわけではないですし、才能以前に圧倒的な努力があったからこそ今の地位があるはずです。

だいいち、私自身が今noteで発信している文章を書く作業も、英語も、コミュニケーション能力も、どれも全部「苦手」からスタートしたものです。

ただし、「できない」が「できる」になるには当然ながら「努力」と「工夫」が必要になってくるわけです。車にガソリンを入れないとちゃんと走れないのと同じで。

そして、「努力」と「工夫」を重ねるためには、目の前の仕事やタスクに全集中できるほどの「情熱(パッション)」と「逆境を跳ね返す力(レジリエンス)」が結局は大事だと思います。

ただ、「俺は今苦手な仕事をしている!!パッションとレジリエンスで乗り越えるんだ!」と意識しながら仕事できている人はほぼいないと思います(私もできません笑笑。もしいましたら教えてください笑笑)

それが難しいのなら、いや、難しいから、私たちはこの言葉を胸に日々生きていけたら嬉しいです。


「向き不向きよりも、前向き」



最後に、私が好きなある偉人のエピソードを紹介して終わりたいと思います。

私は近現代史が好きだったので、色々な政治家や思想家に関心を持っていたのですが、中でもイギリスのサッチャー元首相を特に尊敬しています。

サッチャー政権以前(ちょうど戦後30年ほど)、イギリスは「英国病(イギリス病)」と呼ばれる長期的な経済不調に落ち込んでおり、そこにはかつて世界を支配した大英帝国の面影も消えつつありました。

しかし、そんな苦境で1979年に英国初の女性首相として政界に立ったサッチャー首相は新自由主義経済政策を推進し、フォークランド紛争やアイルランド問題、香港返還などの対外問題についても前向きにアプローチ。階級社会と男性優位の固定概念をぶち壊す大活躍で「鉄の女」と呼ばれるほどの強い意志と行動力でイギリスを牽引したのでした。

実際にサッチャー政権がもたらした政治的な結果はさておき、ここまでのアクションを起こせるサッチャー首相のパワーの源はどこにあるのでしょうか。

ある逸話ですが、サッチャー首相は幼少期から大学受験まで、人生の分岐点となるタイミングで、父からこう言われていたそうです。

まずベストを尽くせ。たとえ失敗しても、もう一度トライせよ。そして再びベストを尽くせ。

この言葉には、今回の記事のタイトルである「向き不向きよりも、前向き」に通じるものがあるのではないかと思っています。

この姿勢があったからこそ、サッチャー政権の行動力や固定概念を弾き返す戦いがあっただろうし、私の叔父さんも不利な環境で頑張り続けられたのだと思います。

締めと言いながらも話が弾んでしまいましたが、我々も「向き不向きよりも、前向き」のマインドで引き続き前進し続けていければと思います!

それでは、また次の記事で!

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