HTML5プロフェショナル認定試験レベル1 合格体験記
皆様お疲れ様です。
英知 契(えいち けい)です。
とうとう3月が始まってしまいました。note歴も、早いもので今月で3ヶ月目に突入します。
さて、今回の記事では、以前紹介した「先月受験し、合格した資格」であるHTML5プロフェッショナル認定試験レベル1について、合格体験記を書き綴っていこうと思います。
私も受験期にインターネットを漁って合格者の勉強方法やどのようにして受験を乗り切ったのか、などを調べていましたがあまりヒットしなかったので一定のニーズはあるかと思いつつ。。。(あったら嬉しいな😅)
特に、現在フロントエンドエンジニアを目指されている方や将来IT業界への進出・転職を考えられている方にとっては、受験に向けた勉強という「過程」のフェーズでも、合格後に実務で活用するという「結果」のフェーズでも有意義なものであると思うので、なるべくできる範囲で書き綴っていきます。
それでは、本編に入っていきます!
受験のきっかけ
この試験の受験のきっかけは、社内の部門内で受験必須の資格となっていたからです。
フロントエンド中心に、UI/UXのデザインからバックエンドまで幅広く対応するフルスタックエンジニアが多く在籍する部署だったので、フロントエンドを代表する技術である「HTML」を体系的に学べる当資格は、実務との相乗効果がかなり高いものであるという考えが根底にあったのだと思います。
。。。もっと簡単に言うと、試験を受けるだけでおトクなポイントがたくさんもらえる「一石二鳥」だったからです。
勉強期間
勉強期間は意外と短く、2週間〜20日間くらいのスパンで、まさに短期決戦でした。
1日あたりでいうと、平日は仕事終わりに1〜2時間、土日は図書館やカフェ、自宅などで5〜6時間は勉強するようにしていました。
先月のITパスポートの時もそうでしたが、短期間でもコンスタントに勉強を続けていくことが大切だと思います。言い方を変えると、勉強時間が0分の日は絶対に作らない、ということです。
受験に使用した教材 〜おすすめ問題集解説〜
まず最初に結論から言うと、今回のHTML5レベル1の試験勉強では問題集しか使っていません。いわゆる教科書的な知識は、問題集を解く度に出てくるわからないポイントの解説を読んだり、そこだけピンポイントでググったりしていました。
また、これまでの業務でHTML自体は何度も触ったことがあるので、実際に手で動かして学ぶ(ハンズオンと言います)勉強方法が最も効果的であることは言うまでもありません。(特に未経験者ほどやってみてください。これは写経と呼ばれている勉強方法で、自分でソースコードを1から書いていくことでプログラムの仕組みを覚えていく手法です)
その上で、これからの解説を読んでいただければと思います。
そして、実際にお世話になった問題集はこちらです。
こちら、「Ping-t」というサイトなのですが、AWS、Oracle Java各種認定試験を筆頭に様々なIT関連の試験に対応した問題集となっており、非常に優秀です。
おい、英知契。問題集って言ってるけどただのWebサイトやないかい。
というツッコミが約1〜2名ほど聞こえてきますが、Webサイトで解くタイプの問題集なのだからこその「良さ」があるのです。
まず、本番に近いスタイルで勉強や模擬試験を解くことができる、と言う点に言及しなければなりません。
実際のHTML試験は、自宅で受験するか各会場に予約を申し込んで受験を行う形になるのですが、どちらにせよPCを用いるCBT方式での受験となるので、日頃の勉強や模擬試験からPCで解くことで心理的な慣れが生まれてくるのです。
次に、充実した問題数です。
Ping-Tのコンテンツのうち、残念ながらHTML5 レベル1は有料版のコース(1ヶ月2,400円ほど)となっているのですが、念押しで有料版を使ってもいいほどにコンテンツの充実度がえげつないです。
その問題数、なんと約500問。模擬試験も不正解/未回答優先で出題範囲を決められたり、苦手な問題・あとで見返したい問題にはチェックボックスをつけてお気に入り登録することもできるのでとても便利です。
そして、量だけではなく質も豪華で、1問1問にしっかりした解説が掲載されてあります。(HTMLのタブ、要素の細かいルールからAPIの解説まで)
この項の冒頭で出てきた
という発言は、この解説のことを指しているのです。
最後に、スマートフォンで開けば場所を問わずどこでも使えるポータブルな最強問題集と化してしまう、と言う点です。
先ほども言及しましたが、こちらのPing-TはWebサイトとなっているためスマートフォンでも検索してログインさえすれば容易に開くことができます(おすすめはブックマーク登録しちゃっていつでも開けるようにすることです)。
HTMLの資格試験ではメジャーなHTML・CSS・APIのルールから「いつ使うねん!」と思わず心の中の陣内智則さんが叫んでしまいそうなマイナー文法まで幅広く出題される傾向にあります。
そういった苦手分野・試験のために詰め込まないといけない知識は、毎日のスキマ時間の勉強で見返すクセをつけて、確実に自分のものにしていかなければなりません(し、私もそうしてきました)。
しかし、こちらの試験を受験される皆様は日々の仕事や就職活動・転職活動等でお忙しい方が多いかと思われます。
そこで、「Ping-T」を手持ちの携帯電話で開くと、スキマ時間の勉強体制があら完成。
通勤時や仕事帰り、電子レンジがチンと鳴るまで待つ時間など、様々なタイミングで気軽に勉強ができてしまいます。
私も、通勤前後のタイミングから友人との飲みの帰りの電車まで、本当に使える時間をフルに活用して苦手分野を無くすことに全力を注いできました。
試験前日・当日
そして、いよいよ試験前日。今回の試験は、試験前日がまさかの平日かつ出社日だったため、フルタイムでオフィス出勤しながら過ごす羽目に。(前回のITパスポートといい、試験前日のルーティンどうなっとんねん。。🥺)
窮地に追い込まれたかのように見えましたが、ここであの「Ping-T」の本領発揮です。
勤務中の休憩時間と昼休み時間、スマートフォンのロックを解除したかと思えばそのままブックマークからPing-Tを開く。そして、今まで散々と解いてきたのに不正解になっていた&苦手分野の問題集に着手する。
仕事がただでさえ忙しい中で、限りある休み時間を資格試験の勉強に充ててしまう自分のドMさに驚愕しましたが、背に腹は変えられません。
ひたすら問題を解きまくり、ついに仕事帰りの電車内で奇跡が起きます。
自分史上初の、模試90点突破。それも、最初期の模擬試験のスコアが50点代にも関わらず、です。
「やっぱり努力は嘘をつかないんだなー」と自信を持ちつつも、「いや、油断したら明日の試験で落ちてしまうフラグ立ってしまうわ」と適度なプレッシャーを保ったまま、模擬試験を見返しつつ帰宅しました。
そして迎えた当日。試験直前まで時間があったため再度模試を解き、今度は85点代。苦手分野からの出題も多かったため、当然と言えば当然という結果でした。
試験は、あっという間に始まり、見返し含めて4〜5回ほど問題全体を見返していると、タイムアップ。合否は受験後すぐにPCに表示されました。
結果は、なんと90点。模擬試験時の最高得点そのままのベストスコアで、合格ライン65点を遥かに上回る点数で合格を勝ち取ることができたのです!
何はともあれ、継続的な勉強時間の確保とスマホを活用したスキマ時間の勉強、そして何より実務でのハンズオン経験など、これまでの全てが勝利の因になったのではないだろうか、と思います。
まとめ〜HTML5 レベル1を受験して良かったこと〜
以上が今回新たに取得した試験「HTML5 プロフェッショナル認定試験 レベル1」の合格体験記になります。
全体の難易度としては、ITパスポートよりも専門的な内容だが、他のIT試験と比較すれば、まだ努力すれば誰でも合格できる範囲なのかな、と言う肌感覚です。(あくまで目安です。悪しからず)
そして、今回の資格試験を受験して良かったことは「自分のフロントエンドエンジニアとしてのレベルを上げつつ、自分の能力を証明することができた」と言う1点に尽きると思います。
現在、Webアプリなどフロントエンド関連の業務を中心で行う部署に配属されているため、今回のような資格試験という形で自分の知識からハンズオンまで総動員して学習すると言うプロセスを体系的に踏めたことは、大きな自信になりましたし、何よりもHTMLが自分の中で付け焼き刃の技術止まりにはならなくなったように思えます。
これからも、実務の方でガンガンHTMLを使っていくので、周りの環境に負けずに自分らしくIT業界で頑張っていきます!
それでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
PS.途中に出てきた陣内智則さんの例え話ですが、詳しくは(「陣内智則 韓国語」)でググってみてください😊