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Vtuber2020年11月デビュー組の統計と紹介記事を書いてみた

こんにちは、こんばんは、はじめまして!!

名古屋のデザイン会社で働く「ピクシー」といいます。

普段は、Webサイトの制作やマーケティング、休日はサッカーや旅行に出かけるアウトドア人間です!

本日は、2020年11月デビュー組の簡単な統計と僕が気になったVtuberの紹介記事を書いてみました。

紹介については完全に僕の主観ですので、ご了承ください。

本シリーズのマガジンはこちらです。

改めて調査してみると、クオリティ高いVtuberや企業・団体の参入、尖った活動をしている人というのが増えているのかな?という印象を受けました。

では、どうぞ!!


調査の前提条件

今回の調査は下記の点を前提条件としています。

●Vtuber新人発掘(@Vtuber_Hakkutsu)さんにて紹介されたVtuber
●Youtubeに自己紹介動画を2020年11月にアップしているVtuber
●Youtubeへの最も古い動画投稿が2020年11月のVtuber
●Vtuber新人発掘さんに紹介されていても、既にチャンネルを削除、動画がゼロの場合は除外

上記の条件の結果、全部で290名のVtuberを調査対象としました。

今回は自己紹介動画を投稿していることが条件になっているため、実際にはもっと多く300名以上のVtuberがデビューしているのではないでしょうか?1日約10人はデビューしていることが想像できると思います。


チャンネル登録数の平均値と中央値

まずは上記の条件より、チャンネル登録数の平均値と中央値を調査しました。また、チャンネル登録数を非公開にしているVtuberはこちらの調査からは除外しました。

その結果は下記のとおりです。

平均値:746.4
中央値:52
※ 中央値とは、集団内のすべてのデータを小さい順もしくは大きい順に並べたときに中央にくる値を指します。データ総数が奇数の場合は、ちょうど真ん中にくる値、偶数の場合は、真ん中の2つの数を足して2で割ったものが中央値と呼ばれます。

以前の記事にも書いているように、平均値と中央値の差が大きいため、信頼できる数値とは言い難い(違和感を感じる数値)結果です。

例を挙げると年収1000万の人と年収100万の人の平均値は550万となります。これで平均が550万ですと言われると違和感を覚えると思います。

そこで、チャンネル登録数が5,000以上を達成しているチャンネル(9チャンネル)を除外して再調査してみます。その結果が次のとおりです。

平均値:152.0
中央値:49

信頼ができそうな結果が出てきました。2020年11月デビューというとデビュー約3ヶ月が経過した人たちです。Vtuberの現実というものが如実に感じられる結果となったのではないでしょうか?


1000人越え、500人越えの割合

次に、1000人越え、500人越えの割合を見てみます。その結果が次のとおりです。

1000人越え:6.6%(19チャンネル)
500人越え:10.7%(31チャンネル)

こちらの数値を以前書いた「2020年1月デビュー組のVtuberチャンネル登録数を調べてみた」で1年後の現状を調べた際の数値と比較してみます。

1000人越え 6.6%(19チャンネル):16.2%(17チャンネル)
500人越え 10.7%(31チャンネル):29.5%(31チャンネル)

調査数が違うためチャンネル数には違いが見られませんが、1000人越えが約10%、500人越えが約20%の違いがあることがわかります。

この結果からは、継続して活動していく・認知を広げていくことでチャンネル登録数は伸びるのでは?という仮説が成り立つのではないでしょうか?

すぐに結果を求めるのではなく、長く楽しく活動していくためには?にスポットを当てた方が良いのかもしれません。


モデル別の割合

統計の最後に、2020年11月デビュー組のモデル別の割合を見てみます。次のことを基準に僕の主観で分類させていただきました。

●モデルは女性・男性・そのほかと分類。
●バ美肉も女性に分類

その結果が次のとおりです。

女性:59.3%(173名)
男性:31.0%(90名)
そのほか:9.3%(27名)

女性Vtuberの方が多いという結果がこの月も出ました。こちらは多くの人が予想されている結果ではないでしょうか?

では、1000名越え、500名越えのVtuberのモデル別割合を見てみます。その結果は次のとおりです。

チャンネル登録1000名超え
女性:16
男性:2
そのほか:1

チャンネル登録500名超え
女性:24
男性:6
そのほか:1

この結果から、「女性Vtuberの方が男性Vtuberよりも伸びやすい傾向があるのでは?」という仮説が考えられます。

もちろん、コンテンツやその他の活動なども影響があると思いますが、女性Vtuber優位であるということは1つの可能性として強いと思われます。

では、次からは調査中に僕が気になったVtuberを紹介していきたいと思います。


圧倒的な世界観と企画力

今回の調査で最も気になった方はこの人、西野ン!(@nishinon_)さんです。

声やビジュアルをはじめ、コンテンツなど全てがその世界感にマッチしている人だと思います。正直、自己紹介動画だけで、「この人がどんなことをやるのか?」というのがバッチリ伝わってくるある意味「怪物」なのではないでしょうか。

次に気になったのはこちらみやまんチャンネル(@ProjectCOLD_613)です。

既にご存じの方も多いと思いますが、Youtubeとtwitterを連動させたストーリー性のある展開は多くの視聴者を虜にしているのではないでしょうか?Vtuberとリアルを繋げる新しい形に挑戦しているかなり先進的なチャンネルだと思います。

この2組については、「Vtuberじゃない」という考えもあると思います。しかし、僕自身はVtuberだと思っています。バーチャルの世界でリアルとは違う姿で活動している時点で、僕は「Vtuber」だと思っているからです。


クオリティの高い自己紹介動画

次に「この自己紹介動画凄いな〜、クオリティ凄すぎない??」と思った方を紹介します。

一人目はこちらの方色猫リカ(@ironekorika)さんです。

最初見たときは、「企業勢かな?」と思いましたが、twitterを見たら「個人V」と明記されていました。このクオリティを個人Vが出してくるという時点でかなり驚きました。いや、本物きたなって感じです。

二人目はこごめ有(@kogome_ari)さんです。

こちらの方も「個人勢」ということ。ぬるぬる動くモデリングから、姿と声のマッチ具合などちょっとクオリティ高すぎない??って感じです。

改めて、スキルを持っている人たちがVtuberという世界に参入してきて、自己紹介からぶん殴ってきているという状況が生まれているということがよく分かります。


企業・団体もVの世界に参戦

企業公式・団体公式のVtuberも続々と誕生してきています。この月のデビューで言えば次の二組が代表格になると思います。

一組目は「うみひな(@hawks_takamine@hawks_aritaka)」さん。プロ野球福岡ソフトバンクホークス公式のVtuberです。

プロ野球のパ・リーグは以前より、にじさんじやアニメ、ゲームとのコラボを積極的に行い、新たなファン獲得への活動を積極的に行ってきています。そんな中、福岡ソフトバンクホークスが公式Vtuberをデビューさせたということです。

二人目はシャーリー・峰雪(みねゆき)ハカセ(@live2dcs)。Live2D Creative Studio公式のVtuberです。

Live2Dといえば、Vtuberリスナーなら聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?そのLive2Dが公式Vtuberを誕生させたというわけです。

この二組の特徴といえば、「新たな顧客(ファン)を獲得しにきている」ということでしょう。以前書いた「V界隈の外はVtuberに注目している」ということを示した1つの形だと思います。


Vtuberはグローバルに

Vtuberはもはや日本だけの文化では無くなってきています。Youtubeやtwitchの配信で海外リスナーと交流を行っているVtuberも見たことがあるのではないでしょうか?そんな、グローバルを感じさせてくれるお二人をご紹介します。

一人目は犬原よう(@inubar_yoooo_jp)さんです。
※ ママ:冬ノカム(@kam_Vc)さん

自己紹介に英語の字幕をつけることで、海外のリスナーを最初から意識していることが良く分かります。また、その他の動画でも「英語」を使った動画を投稿されるなど、グローバルな視点を感じさせてくれます。

二人目はAsa Ifrit(@AsaIfrit)さんです。

twitterを見ると「中文/EN/JP」の3カ国語が使えるようですね。優しい声色から3カ国語を操る様は、国境を越えたファンが沢山いることが容易に想像できます。

このように、デビュー時から「グローバル」を意識したVtuberも誕生してきています。


歌やイラスト、Vtuberの主要活動に特化させる

歌やイラストと言えば、Vtuberの主要活動に数えられるものだと思います。その歌やイラストに特徴を持たせたVtuberも11月にはデビューしています。

歌に特徴を持たせたVtuber、一人目は諸星ツキナ(@tsukina_star)さんです。

確かな歌唱力で歌枠を多数こなすVtuber。歌が好きなリスナーであれば、一度聞けば一気にファンになる人も多いのではないでしょうか。

二人目は小花衣凛(@dB_rin1208)さんです。

まだまだ動画投稿数は少ないですが、綺麗な声で歌い上げるVtuber。今後歌枠や歌動画など沢山の人を楽しませてくれるVtuberになってくれることを期待したいです。

次にイラストに特徴を持たせたVtuber、一人目はくろなあき(@v_kuroaki)さんです。

イラスト配信はよくありますが、メイキングを早送りで提供するイラストレーターさんは少数派ではないでしょうか?どういった流れでイラストが出来ていくのか。イラストが出来るまでを短時間で体験できるコンテンツが提供されています。

二人目はきょったん(@KYOKA_S)さんです。

ゲーム実況もやりながら、最近ではLive2Dの制作配信を行っています。Live2Dをどうやって制作していくのか。その流れを体感できると思います。

このように、歌やイラストに力を発揮するクリエイターが今後もどんどんVtuberに参戦してくるのではないでしょうか。


「個性」を活かした活動をするVtuber

Vtuberといえば、ゲーム実況や雑談を中心に活動されている人がほとんどだと思います。その中で、「個性」を活かした活動をしているVtuberも続々とデビューしています。そんな「個性派」Vtuberを紹介していきます。

一人目は紫藤ナナ(@nana_shidou)さん
※ ママ:メノウ(@u_tnmn)さん、パパ:みゝ津ツクロー(@mimizukuro)さん

自身の波乱万丈な経験を動画として投稿しているVtuber。自己紹介動画を見たら、他の動画も見たくなるのではないでしょうか。

二人目は麺川ゆる(@menkawayuru)さん

自称「らーめん布教系Vtuber」。ラーメンがかわいいかどうかは置いておいて「ラーメンのレビューをするVtuber」が今までいたか?ということです。動画投稿数は少ないですが、コロナが落ち着いたら更なる投稿を期待したい人です。

三人目は生酒菜青(@Nao_Ikizake)さん

サバといっても、サーバじゃなく「魚」のサバに関する動画をアップしているVtuber。サバに対する「愛」が動画から溢れんばかりのVtuberです。

四人目は繰永都あそぶ(@Asobu_Create)さん

現役のゲームプランナーならではの「ゲーム開発の裏側」を投稿しているVtuber。今はバズっていないかもしれないけれど、何かのキッカケがあれば、一気に有名になる可能性を秘めているのでは?

五人目は御影ウツリ(@MikageUtsuri)さん

現役カメラマンVtuberが「カメラ」について語る動画を投稿されています。中々カメラマンの人の話って聞くことができないので、貴重な話が多数あります。

六人目は雨声シト(@amagoe_shito)さん

薬剤師Vtuberの雨声シトさんは「メンタル」や「薬」に関する動画を中心に投稿中。中々相談しづらい内容や薬についてをわかりやすく解説してくれています。

七人目はTotto[トット](@Totto_vtuber)さん

お子さんが2020年春に生まれたばかりの幸せいっぱいなVtuber。パパ目線の動画や優しい声でゲーム実況や歌枠にも挑戦されています。

八人目はVTuber界を追い続けるクマ(@hikarino_kuma)さん

一見、もの申す系に見えがちですが、そうではありません。自分が好きなVtuberという世界を熱く語るVtuberです。動画を見ると、「本当にVが好きなんだな〜」というのが伝わってきます。


さいごに

以上で、本記事の統計や紹介は終了です。
紹介できなかったVtuberさんは、本当に申し訳ございませんでした。

ただ、魅力的なVtuberが沢山デビューしていることは事実です。最近では、新人Vtuberを探すという風潮が少なくなってきているという話もチラチラ聞きます。そんな中で、こうやって魅力的なVtuberが続々とデビューしているわけです。

たまには、まだ見ぬVtuberを探しに行くのも良いのではないでしょうか??

次回の「統計・紹介」は2020年9月デビューにスポットを当ててみたいと思います!!理由は「リクエストがあった」からです(笑)


今後もこのような感想や紹介、たまに分析・考察記事を書いていきますので、宜しかったらnoteやtwitterのフォローをお願いします!フォローしてくれるとモチベーションが上がります!!

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