大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で話題の舞台・鎌倉に行ってきた!!
初のnote投稿♪
6月4日(土)に念願の、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台・鎌倉へ行ってきました!
鎌倉観光や北条家ゆかりの地巡りの様子をのんびり書いていこうと思います。お得な情報もいくつかご紹介します!
前置き
普段は、TwitterやInstagramで小栗旬さんの最新情報を発信している、おぐりまにあ(@pitoogu1226)と申します。
舞台挨拶やイベント、こういった訪れたところのレポート用に使っていたアプリから、こちらのnoteに移行してきました。
現在放送中の2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にドハマリしており、今回ついに機会があり鎌倉に行くことができたので、メモがてら書いていこうと思います。鎌倉観光を検討している方に少しでも参考になれたら幸いです♪
ちなみに、伊豆の国にある「鎌倉殿の13人」大河ドラマ館の様子や伊豆の北条義時ゆかりの地巡りなどのレポートはこちらからご覧ください。
今回は、北鎌倉・鎌倉・長谷の順に3つのエリアを訪れました。時間の都合上、詳しく見れなかったところもありますが、順にご紹介します♪
1.北鎌倉エリア
明月院(あじさい寺)
まず最初に訪れたのは、北鎌倉駅から徒歩8分。
鎌倉のあじさいスポットでも特に人気のある明月院(めいげついん)、別名あじさい寺です。
2500株のあじさいで彩られた風景は圧巻で、どこを切り取っても非常に美しかったです。これから旬に近づくにつれ、よりブルーも増して綺麗な光景となることでしょう。
明月院の建立の起源となる寺の創建に第8代執権北条時宗が関わっていたり、第5代執権の北条時頼のお墓があったりと、北条家にもゆかりのあるお寺です。
2022年の6月は大河ドラマの舞台ということもあり、例年と異なり土日も拝観できる他、開門時間も30分早い8時半となっています。
私は6月上旬に行ったのですが、8時40分に着いた時点で結構な人がいて、9時過ぎに出た頃にはかなりの人が駅から歩いてきていました。
あじさいの見頃は6月中旬からなので、これからさらに混雑すると予想されます。
あじさいと並び見所なのが、本堂にある悟りの窓。まるで時が止まったかのような美しい丸型の窓からは緑が映えた庭園を拝見することができます。
これを写真に収めようと長蛇の列ができており、9時前に並んだ時には15分後に撮影することができました。
できるだけ多く時間を取りたい方は、まず丸窓を撮影するのがオススメです。
丸窓から見える本堂後庭園は、ハナショウブの季節(例年は5月末から6月中旬)と紅葉・黄葉の季節のみ公開されるため、庭園をご覧になりたい方は事前にチェックしてみてください。
その他にも、枯山水やあじさいを持った仏像など、フォトスポットが多数あり充実しています。
円覚寺
次は、明月院から徒歩7分、北鎌倉駅からは徒歩1分の場所にある円覚寺に訪れました。
臨済宗の禅寺を指す鎌倉五山の中では第二位に属し、第八代執権・北条時宗が創建したお寺です。
入ってすぐ見える立派な山門は、夏目漱石の「門」の舞台であり、煩悩を取り払うと言われています。
中が広いため明月院ほど人が多くなく、ゆっくり拝観することができます。
2.鎌倉エリア
さて、北鎌倉駅から3分電車に乗り、ついにメインとなる鎌倉駅へ。まだ朝なのに、駅周辺は人が非常に多かったです。
鎌倉駅は古風でオシャレな見た目で、街の風情のマッチしていました。
茶房雲母
スイーツ百名店にも選ばれ、鎌倉に来たら絶対に行きたかったカフェ、茶房雲海(さぼう・きらら)に訪れました。
平日や開店前でも行列必須の人気店!
正直入れるか不安でしたが、開店前(10時半開店)9時50分頃に到着すると、一巡目の10組は既に店内で着席しており、二巡目2組目で待つことができました。
ひっそりとした住宅街にお店を構えているにもかかわらず、開店前の時間には長蛇の列ができていました。
並び始めて30分後には店内に入ることができ、それから10分後に御膳、さらに20分後にメインの品が届きました。
つまり、開店40分前に並んでも、商品が届くまでに最低1時間は見積もっていた方が良いですね笑
私が注文したのは、人気商品の一つ「宇治白玉あんみつ」です。
まず席に着くとお水とお漬物、抹茶の蜜が運ばれます。その後、宇治白玉あんみつとほうじ茶、お口直しの昆布茶が運ばれます。
白玉は注文してから茹でるため非常にもっちりしていて、ピンポン玉程の非常に大きいサイズのためボリューム感があります。
杏子や寒天、みつまめなどあんみつの定番の具材も入っているため、ちょうど良い甘さで頂くことができます。
甘味が美味しいのはもちろん、食後の昆布茶が個人的に非常に好きなお味でした。
品が良く、甘味を存分に味わうことができるため、行列するのも納得の非常に満足度の高い時間となりました。
【お得情報①割引切符】
ここで少しお得情報!
鎌倉では交通手段を安くするための切符がいくつか販売されています。それぞれの詳細や、その他の切符については、ぜひ検索してみてください!
●鎌倉フリー環境手形
→鎌倉駅〜長谷駅の電車と、鎌倉駅周辺の一部区域のバスで使用。協賛のお寺やお店で特典サービスが受けられる。鎌倉駅や長谷駅などで購入可能。
●江ノ電1日乗車券「のりおりくん」
→江ノ電の電車全線で1日何度でものりおりできる。webからでも購入可能。対象施設等での特典あり。
●大河ドラマ館 入場券+江ノ電1日乗車券「のりおりくん」セット
→13人の重臣のキャラクターが描かれた限定デザインの「のりおりくん」と大河ドラマ館の入場券がセットで販売。先着5,000名に特製ハンカチがプレゼント。鎌倉駅・藤沢駅で販売。
●江ノ島・鎌倉フリーパス
→のりおりくんのサービスに加え、小田急線発駅からの往復切符と小田急線フリー区間1日乗り放題が付いてくる。
ちなみに、今回わたしが使用したのは「鎌倉フリー環境手形」です。主に移動範囲が鎌倉駅周辺であったり、特典にお寺が多く含まれたりすることから、こちらを選びました。
小町通り
茶房雲母で小腹を満たした後は、お昼も近づいてきたので鎌倉駅すぐの人気食べ歩きスポット・小町通りに足を運びました。
鎌倉駅から鶴岡八幡宮まで伸びる道として、源頼朝が北条政子の安産祈願のために作ったとされる長い一本道が続く若宮大路(わかみやおおじ)と、食べ歩きに適した小町通りとがあります。
今回は小町通りの「湘南鎌倉コロッケ」というお店のばかうまメンチを頂きました。
名物店員さんの「名前の通りばかうまだよ〜」という声に釣られ食べたメンチカツは、サクッと良い音がして、中にはジューシーなお肉がたっぷり詰まっていて、非常に美味しかったです!
鶴岡八幡宮
小町通りを抜けると、ついに鎌倉のシンボル・鶴岡八幡宮の門が見えてきました。
もともとは1063年に源頼義が由比ヶ浜に創建した由比若宮に始まります。その120年後に源頼朝が現在の場所に建てたのが、この鶴岡八幡宮です。
頼朝の死後も北条家をはじめとした時代の権力者が維持に務め、今も存在しています。
大河ドラマ館
お参りした後は、ついに今回のメインとも言える大河ドラマ館に行きました!
鶴岡八幡宮の入口から少し歩いたところに見えてくる、鶴岡ミュージアム内に大河ドラマ館はあります。
入場には日時指定制・定員制が導入されているため、事前に入場券の購入が必要になります。
販売場所は以下の3つです
●オンラインで予約・購入
→私はオンラインにて日時指定・購入しました。混雑により日時が埋まるということは今のところなかったので、行き時間が分かり次第購入すると、スムーズに入場できるのでオススメです!
●館外チケット販売所や旅行会社等での入場券(実券)購入
→購入後、オンラインと同じく日時指定をする必要があります。
●大河ドラマ館チケットカウンター(1階)での購入
→当日分の日時指定・購入ができます。ただし、時間によっては既に販売枚数に達し、入場できない場合もあるそうです。
▼大河ドラマ館に関する詳細はこちらをご覧ください▼
ジオラマや映像、出演者サイン色紙など写真撮影不可の場所もいくつかありますが、撮影ができる場所ももちろんあるので、一部ご紹介します!
入場すると、まず小栗義時がお出迎え。
次にドラマ紹介のパネルや出演者のコメントも載ったデジタルサイネージが並びます。
北条時政役の坂東彌十郎さんのパネルには、ご本人のサインも!
鎌倉幕府の一角をリアルに再現されたフォトスポットもあります。
私が写ってしまっているので源頼朝のフリー素材を貼っつけていますが、こちらで烏帽子(義時verと頼朝ver)を被って記念撮影をすることができます。
私はもちろん義時の烏帽子を被りました!
義時の烏帽子を被って頼朝の席に座るって、よくよく考えたらおかしいですが笑 成り切って(誰に?笑)撮りました。
次の大広間には、巨大なスクリーンに映し出されたドラマの背景映像や、実際の撮影で使用された衣装や小道具などが展示されているので、一部紹介します。
こちらの公式ポスタービジュアルで使用された衣装ですが、現在(6月6日発表情報)は番組撮影に使用するため、しばらく見ることができないそうです。
替わりに、序盤に小栗さんが長く着用していた義時の直垂(番組使用品)が展示されています。
紹介した他にも、撮影で使用した源頼朝や北条政子の衣装、和田殿の可愛い戦況報告などなど、多数展示されています。
また、先日のプチリューアルで追加された、菅田将暉さん演じる源義経の甲冑の特別展示も見ることができました!展示品は物語の進み具合によって変更するため、何度でも訪れたいですね♪
その後は撮影不可の映像コーナーや出演者サイン色紙が続きます。
一つ目の映像は5分×5分×12分と3つに分かれており、撮影の裏側やメイキングを見ることができます。二つ目の映像は小栗さんのコメントも含めた11分の映像です。
時間もなかったので全体的にササっと見たつもりでしたが、大河ドラマ館全体で50分ほど滞在しました。以前伊豆の国の大河ドラマ館にも行きましたが、値段が上がる分ボリュームも大きく、鎌倉殿の13人ファンなら必見の場所でした!!
【お得情報②大河ドラマ館】
ここで大河ドラマ館に関するお得な情報をお伝えします!
●オリジナルポストカード配布!(無くなり次第終了)
→6月1日から、大河ドラマ館のある鶴岡ミュージアム1階にて1人1枚ポストカードが配布されています。平日限定なので私はゲットできませんでしたが、もし残りがあればぜひチェックしてみてください。
配布はその他の市でも行われているため、希望の方は該当する場所を調べてみてください。
●鎌倉国宝館・鎌倉歴史文化交流館 入場無料!
→大河ドラマ館入館時にもらえるパンフレットの提示で各1回無料で入場することができます(2023年3月31日まで)。
●しゃべる肖像画ポスター
→鎌倉市内各所に掲示されている「しゃべる肖像画ポスター」のQRコードをスマートフォンなどで読み込み肖像画にかざすと、目の前で肖像画が動き、しゃべり出すAR体験をすることができます。期間は大河ドラマ館が閉館する2023年1月9日まで。
●大河ドラマ館 入場券+江ノ電1日乗車券「のりおりくん」セット
→ 13人の重臣のキャラクターが描かれた限定デザインの江ノ電1日乗車券「のりおりくん」と大河ドラマ館の入場券がセットで販売。先着5,000名に特製ハンカチがプレゼント。鎌倉駅・藤沢駅で販売。「のりおりくん」には対象施設等での特典もあり。
(お得情報①にも書きましたが、大河ドラマ館関連ということで再掲)
北条泰時ゆかりの地巡り①宝戒寺
鶴岡八幡宮から徒歩3分にある宝戒寺(ほうかいじ)は、鎌倉幕府滅亡の2年後、北条一族の慰霊を目的として後醍醐天皇の命により足利尊氏が建立したお寺です。
北条義時以来、北条家が代々屋敷を構えていた場所に存在します。
見どころとしては、聖徳太子が祀られたお堂があったり、鎌倉独自の七福神の毘沙門天も含まれていたりします。また花の名所でも知られ、四季折々の花を見ることができます。
北条義時ゆかりの地巡り②史跡法華堂跡(源頼朝墓・北条義時墓)
宝戒寺から徒歩9分にひっそりと佇むのが法華堂跡(ほっけどうあと)です。
ここには源頼朝と北条義時の墓の他にも三浦泰村一族、島津忠久、大江広元、毛利季光の墓もあります。
源頼朝の墓から100mほど歩き、石段を登った先に北条義時の墓があります。
墓と言っても正確には、“墓があった場所”です。
2005年の発掘調査で、地下から墳墓堂(法華堂)の遺構が発見されたことにより、「吾妻鏡」に記載された源頼朝の墓からの方位と地形と一致したことから、義時が祀られていた北条義時法華堂の跡であると推定されています。
遺構は地下にあるため、現在は保護するために埋め直されています。
【お得情報③AR北条義時法華堂】
現在、法華堂は残っていないため当時の建物を見ることはできませんが、今年から公開されたスマートフォンアプリ「AR北条義時法華堂」から、実寸大の復元CGをARによって見ることができます。
このアプリを使えば、自宅などどこでも法華堂を見ることができますが、現地にあるQRコードを読み取りとると、外観や建物の内部からの様子を、現地の背景と共に体験することができます。
▼ダウンロード等、詳細はこちら▼
北条義時ゆかりの地巡り③覚園寺
鎌倉エリア最後に向かったのは覚園寺(かくおんじ)。
1218年に北条義時が建立して大倉薬師堂が覚園寺のはじまりです。その78年後の1296年、第9代執権・北条貞時が、元寇襲来が発生しないことを祈って寺に改めました。
コロナ禍前には約50分かけて寺僧さんがツアー形式で案内してくれたそうですが、現在は時間内であれば随時参拝できるそうです。
拝観の際は原則撮影禁止で、幻想的な天井画や多彩な仏像彫刻を見ることでタイムスリップしたような空間に没入することができます。
覚園寺を見終わった後は、お得情報①でお伝えした鎌倉フリー環境手形という切符を使い、お金を払わずにバスに乗ることができました。
ちなみに、覚園寺周辺は電波が届きにくく、バスの乗る位置を検索しようとしてもできなかったため、少し離れて検索するか、事前に場所を確認しておくと良いかもしれません。
(私のスマホだけかもしれませんが、同行者のスマホも3Gになっていたため周辺でのネット検索には向いていないのかも)
3.長谷エリア
時間は3時過ぎ。
鎌倉駅に戻り、有名な鎌倉大仏がある長谷駅(はせえき)を目指します。
鎌倉駅は人でごった返し、電車もパンパンでした。長谷駅までは電車で4分、徒歩では23分のため、体力や時間があれば徒歩での移動も良いかもしれません。私の足は疲れでパンパンだったため、当然のごとく電車を使いました。
長谷寺
長谷駅から長谷寺(はせでら)へは6分ほどですが、こちらも人でごった返しており、体感的にはもっとかかった印象です。
長谷寺は明月院とともにあじさいが有名なお寺で、40種類以上、2,500株を超えるあじさいを見ることができます。鎌倉では杉本寺に次いで古い寺とされています。
多くの見どころがある長谷寺ですが、混雑と時間の関係上、今回は中まで拝観することが叶いませんでした。
【お得情報④鎌倉駅×長谷寺コラボ企画】
2022年6月30日(木)まで鎌倉駅と長谷寺のコラボ企画が実施されています!
JR鎌倉駅東口改札窓口にて無料で配布されている「鎌倉駅印帳」とsuica等交通系ICカードで購入した長谷寺の拝観券を券売場横の案内所にご提示すると、JR鎌倉駅×長谷寺コラボデザイン「特製和紙ファイル」がプレゼントされます!
▼詳細はこちら▼
鎌倉大仏
長谷寺から徒歩12分。
鎌倉に行ったら絶対行きたかった場所の一つである、高徳院の鎌倉大仏に行きました。
大仏は鎌倉幕府第三代執権・北条泰時も建立を援助したそうで、鎌倉の仏像では唯一の国宝に指定されています。
大仏の周りにはベンチがあり、行き道の「ケバブ カマクラ」で買ったケバブを食べながら眺めました。初ケバブだったんですが、ボリューミーでとっても美味しかったです!
大仏の裏側には有名な与謝野晶子の歌碑が建てられています。
鎌倉お土産と言えば「力餅家」
最後は、長谷駅から徒歩10分のところにある創業300年以上続く、力餅家(ちからもちや)でお土産を購入しました。
名物は、鎌倉の定番土産として有名な「権五郎力餅」です。できたてのお餅にこし餡が乗った和菓子で、添加物が入っていないため当日中に頂きます。バラ売りはなく、10個入り750円と16個入り1300円があります。
甘味のある餡子ともち米の香りがしたお餅をいっぺんに食べれる贅沢を噛み締めながら味わいました。非常に美味しかったです!
また、小栗さんも出演のドラマ「Stand up!!」を見てからずーーーと食べたいと恋焦がれていた、すあまをついにこのお店でゲットすることができました!
私の住んできた地域にはなく、初めてがこの力餅家だなんて、とっても贅沢な思いができました!
すあまはほどよい甘味と独特のもっちりした食感がたまらなく美味しく、1つしか買わなかったのですが、ついホイホイ食べたくなるほど美味しかったです。
おわりに
拙い文章ながら、最後まで読んでいただきまして誠にありがとうございました。
古き良き日本の風景が残り、さまざまな美しい景色が広がる鎌倉という街は、まるで時の流れがゆっくり進んでいるかのようで、自分を見つめ直す時間にもなりました。
時代は違えど同じ地に頼朝や義時がいたんだと想うと、さらに彼らへの興味が増しましたし、大河ドラマもまた違った視点からも楽しめると思います。
行きたいところを詰めたら時間がキチキチとなってしまい、竹林で有名な報国寺に行きそびれてしまったので(笑)、まだまだ行けてないエリアも多くある魅力満点の鎌倉にまた訪れたいです!
皆様もぜひ、鎌倉に訪れてみては♪