絶対に諦めない
はじめに
今回の記事の内容はまた近いうちに、サイバーコネクトツーから改めて正式なリリース情報が出される内容なのですが、それをちょっと早い段階で現状のご報告という感じでまとめさせていただいています。
漫画『チェイサーゲーム』に関する話です。
あ、それとドラマ『チェイサーゲームW』シリーズとの因果関係についても触れています。
あと、そもそもなぜ私やサイバーコネクトツーが(ゲーム会社なのに)漫画事業を行っているのか?
どういう戦略やビジョンでやっているのか?
それらを私の言葉でざっくりと綴った記事になっています。
近いうちにちゃんとスライド資料としてまとめた形でリリースをだす予定ではあるのですが、ちょっと先行してまとめましたので興味がある方だけ読んでいただければと思います。
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漫画家ミライ会議
先日、漫画家ミライ会議という生番組に出演しまして、『ドラマ「チェイサーゲームW」のヒットに見る、 新しいメディアミックスの形』といテーマでトークイベントを実施してきました。
動画のアーカイブ配信は後日らしいので、ざっくり内容を説明しておくと、漫画『チェイサーゲーム』からスピンオフ作品として生まれたドラマ『チェイサーゲームW』シリーズの制作の裏側やヒットの秘密のようなものを監督と脚本家と原作である私がいろいろと解説しながら語るというトーク番組でした。
肝心の内容はまたアーカイブが配信されたらサイバーコネクトツーやナンバーナインから告知&案内が出されると思うので、改めてご視聴いただければと思います。
で、今日の話はそのトークイベントの内容の話、では無くてですね、漫画原作である『チェイサーゲーム』の話なんです。
トークイベントに使用したスライドのページにも記載してあったのですが、つい先日ナンバーナインからもらった報告書を見ると、漫画『チェイサーゲーム』の累計ダウンロード数がなんと95万部を突破していたんですね。
「え、あれ?この数字、あってますか?」
思わずそう聞き返してしまったのですが、どうやら「あってます」とのことでしたので、スライドには『累計発行部数95万部突破!』と表記させていただいたのですが。
本当に驚愕です。
どうやらそろそろ漫画『チェイサーゲーム』の累計発行部数(紙&電子)100万部突破!しそうです!
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漫画『チェイサーゲーム』
100万部突破!(目前)
正直に言って我ながらまだ信じられないというか、いったいこの一年で何があったんだ?という感覚なんですよ。
いや、もちろん何があったのかはわかってはいるんですよ?
だってそのために戦略的にいろんなことをやってきたのですから。
リーディング公演をやったり、ドラマを作ったり、SNS戦略をやって認知拡大にずっと務めてきたわけですから。
本当に「ようやく華が開きかけてきた」と、嬉しい気持ちでいっぱいです。
というのもですね、漫画『チェイサーゲーム』は2018年12月という年末からファミ通ドットコムにて連載(掲載)が始まったんですね。
それから2021年までシーズン1(単行本全7巻)を連載して一度完結してから、2022年からシーズン2が再連載スタートしています。(以下続刊)
当初から紙の単行本と電子書籍配信と同時に展開はしてきたのですが、ハッキリ言って単行本の売れ行きに関してはかなり苦戦している状態でした。
(初動1万部程度からのスタートという状態です)
それでも新しい単行本が発売されるタイミングでいろんな広告や施策も行ったりして少しずつプロモーションなども実施してきたのですが、すぐに結果が出るほど甘い世界では決してない、ということは皆様もご承知の通りでして。
コツコツとまずは「面白い漫画を作る」ということに真摯に向き合って、松島幸太朗やサイバーコネクトツーの漫画室&宣伝広報チームと一緒に作ってきました。
そしてその次に「一人でも多くの人に読んでいただく・買っていただく」ということを考えて、宣伝活動もやってきました。
リーディング公演もドラマ制作も、その横軸展開の一環です。
実は現在サイバーコネクトツーの社内で資料と年表と数字をまとめていますので、後日また改めて報告させていただきますが、2024年の1年だけで累計発行部数が爆増しています。
(まとめている最中なので)イメージだけでお伝えすると、数年かけて少しずつ数字を伸ばしてなんとか累計が20万部から30万部くらいになってきた?(ここまで5年近くかかってる)と思っていたら、2024年だけで一気に3倍以上になって「え、そろそろ累計100万部!?」という感覚です。
もう、おわかりですよね、ドラマ『チェイサーゲームW』シリーズの影響が非常に大きかったということだと思います。
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テレビドラマと漫画の因果関係
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