I scream
このnoteは一応後編になります。
別に前後半で繋がりがあるような物語を書いているわけではありませんが、なんとなく逆に読まれるとコイツ大丈夫かって思われそうなので必ず一つ前のnoteからお読みください。
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外に出るのは控えてください。
こんな世の中になったのは、随分昔のようにも、つい最近のようにも感じる。
テレビをつけていても、どこかのチャンネルでは必ずコロナウィルスについての話をし、何処の誰かもよく知らないコメンテーターが自分の国の政府を叩いている。化学に関係のある専門家から、全く関係ない専門家まで口々に討論し、政府の対応がどうだとかGotoトラベルがどうだとか日本経済がどうなるかとか、そんなもんばかり見てて楽しいわけがない。
討論を続けたところで、何か現状を打破する術を持っているわけではない。結局この人達も僕らと同じ。ただ一言
外出しても大丈夫ですよ
という、誰が吐くかもわからないこの言葉を待っている僕らと何も変わらないのだ。
ウダウダ話している討論まがいの憂さ晴らしをするよりも、誰か、外出してもいいですよ、遊びにいってもいいですよ、って言ってくれ。
そんな日は一生来ないかもしれない。もしかしたら、一生マスクをつけて外出しなきゃいけないかもしれない。一生、何処に行っても誰かとの間には透明なプレートがあるかもしれない。そんか不安がよぎる。
毎年彼女と見に行っていた花火が中止になった。今年は大学の先輩達とバーベキューしようって計画してたけど、それも中止。海も、プールも、たぶん行かない。今年は新しい水着を買おうと思ってたけど、買わない。
会いたい人達に、会えない
会いたい
会わせてくれ
僕はずっと心の中でこう叫んでいる。
ステイホームに飽きたとか言うけど、みんなが本当に溜め込んでいるストレスはこの部分だと思う。家での楽しみ方とか、そんなもんはどうでもいい。ゲームだって飽きるし、オンライン〇〇もやっぱり限界はある。
実際に会って、同じ時間を生で共有すること。これこそ、人が人と過ごす幸せにおいて1番大事なのだ。
僕はずっと心の中で叫んでいる。会いたい、会わせてくれ、と。
日本で外出自粛が解けるのは、おそらくまだまだ先だろう。元々心配性な国民性もあり、あと1年程は最低でもかかるのではないかと思っている。僕もしばらくは帰省を諦めている。
特に、都会から田舎へはまだまだ帰れないだろう。田舎はより閉鎖的な環境である。田舎に帰ってきた人の家に出て行け帰ってくるなという紙が貼ってあったニュースは鳥肌が立った。ここまでバカみたいな人がいるんだと。
自分は大丈夫だという証明書としてPCR検査を受けるとか、凄い時代になったもんだ。
今の状況で、あちこち移動して、人に会いに行くのは確かに褒められるべきものではないかもしれない。
だからといって過剰に責めるのも、心無いもんだなと僕は思う。気温はクソみたいに上がるばっかりなのに、みんなの心は冷たく狭くなっていくようで少し怖かったりします。
皆さん、夏、楽しんでますか。
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