お小遣いで小学生新聞を買い始めた娘。新聞購読はメリットだらけだった!
いいねを押すと、私が描いた女の子たちがランダムに話しかけてくれます(^ ^)
みなさんは新聞とってますか?
私は結婚してからは一度もとってませんでした。
ゴミになってしまうし、ニュースはネットで流れてくるのを見ればいいかなって思っていたので。
ただ、娘が小学生になってから気になることが。
娘は社会の動きを全く知らないということです。
娘が見るTVはYouTubeか録画しておいた好きな番組のみ。それ以外は流し見もしません。
興味のないものはもちろん自分から見ようともしません。(当たり前か)
あ、なんかこれ、良くないかも…。
興味あることは調べて、理解しようとするけど、興味のないものは彼女の中に存在しないまま通り過ぎてしまう気がしたんです。
これは彼女の価値観が偏ったものになっていってしまう気がしました。
自分の見える範囲のことが「普通、常識」になって、知らないことは「変、非常識」になりかねないなと。
たまたまそんなふうに考えてたときに、朝日新聞さんの勧誘が来て、小学生新聞の存在を知り、まずはお試しで2週間とってみることに。
小学生新聞は、漫画が豊富に記載されてて、政治のことなどもわかりやすく解説してあり、むしろ私が読みたいくらいでした。
漫画が好きな娘は、夕飯のときに小学生新聞を見るようになりました。動物の特集記事などは、長い文章も読むように。
大人の新聞にも4コマ漫画があるとわかり、娘は大人の新聞も読むように。ドラえもんのミニクイズが隠れてるのも、新聞をひらくきっかけになりました。
娘は毎日読みたい!と言ってきたので、小学生新聞の購読料金のうち、毎月500円を娘がお小遣いで払うと決めて、購読をスタートしました。
もちろん全部の記事を読み込むわけではありませんが、なんとなく「新しい国のリーダーが決まったらしい」とか「ノーベル賞を日本人が取ったらしい」というのは情報として入ってきます。
また、SDGs関連の記事を読みながら、私とお話しすることも増えました。
先日、女性同士でフォトウエディングをした方の写真が新聞に載ってました。二人の女性が笑顔でウエディング姿で並んでいます。
その記事を娘見せることができたとき、「新聞とってよかったー!」と心から思いました。
きっと、娘の中では「男と女が結婚する」が、当たり前の知識としてあったと思います。だって一番身近な私たち親が異性同士だし、周りに同性同士のカップルはいません。TVやアニメでも異性間恋愛が描かれてれば、そう思うのが自然です。
新聞ではLGBTQの特集記事などか定期的に載るので、多分見出しや写真を見るだけでも、知らなかった価値観がインプットされていくと思うんです。
そして、その記憶はいつか、マイノリティの人と接することがあったときのファーストインプレッションやアクションに影響を与える気がします。
新聞は、娘の知らない価値観や考え方、生きた方をごくごく自然に教えてくれて、蓄積できるツールになるなぁと思ったんです。
さらに、活字も読むし、漫画も読むし、紹介されてる本も読もうとするし、新聞購読を始めただけで、娘は沢山の学びを得ていると感じます。
今、この文章を振り返って読んで、誤解があるといけないなと思ったので、付け加えますと、
娘にとっての教材は新聞であって、決してマイノリティの方々のことではありません。
本来なら、新聞記事なんかを通さずに、当たり前のように会話がでたらと思います。
「うちにはママが2人いるの!」「僕んちはパパが2人いるよ」なんて会話がごく自然に子供たちからうまれるような世の中が、当たり前になればいいのにと思います。
もしかしたら、娘だって、今はわからないだけでマイノリティなのかもしれないし、それは私も同じだし。
もうすぐ選挙ですね。
私たちが我慢してきたこと、我慢を強いてきたことを、
私は子供にさせたくない。
同性婚に関しては、マリフォー国会メーターがとてもわかりやすいです!選挙前にぜひ利用してみてほしいです。
あぁ、なんか、あれだな。こんな私の文章では、なにも伝わらないかもしれない。そして、私なんかが伝えようとするのはおこがましいかもしれない。
人に伝えるのは難しいね。