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「行きたくない」を繰り返していた毎日

「行きたくない」が口癖だった。
思い起こせば小学生の頃から学校に通うのが嫌だった。でも、それが当たり前の事と言われていたので通っていた。
社会人になっても仕事に行きたくなかった。
でも生きていくため、生活するためには「稼がなくてはいけない」と思って仕事に行った。
それが当たり前の事と思っていたから。


世間の常識だから…

「定年まで働かないと行けないんだろうな」
そんな考えに支配されていた。

多分、人生を諦めていた。
「生活するためにはお金が必要。だから働かないといけない」
自分はきっとこのまま、毎日「行きたくない」を繰り返し、呟きながらも仕事に向かうんだろうな。
そんな人生なんだろうなって。

だってみんなも同じだもん。だからしょうがない。
そう、諦めていた。


新しい常識の中で気づいた事

歴史に残るようなパンデミックを経験して、他人と繋がるツールがどんどん増え、世界は狭くなり、たくさんの情報が目に入るようになった。

バシャールを知ったのもその頃。
導かれて動き出した多くの人の情報も手に入るようになった。
そして、それらの情報に触れるたびに
「自分はこれでいいのか?」
という疑問が湧いていることに気付いた。
「仕方なくなんかない。自分の人生だから思うように生きてみてもいいはずなんだ」

それでも仕事を辞める事なんてできなかった。
「収入がなくなる=生活できない」のだから。
すぐには辞めることはできない。
でも、いつか、絶対に自由になるんだ。
そう決めた。


決して諦めないで

通勤時に奴隷のように動いていた自分に気づき、少しでも自分を取り戻せるように楽しむ工夫をした。
もちろん、毎日うまく行くわけではなかった。
「疲れたな」とぼんやり歩く日もあるが、できるだけ自分に集中し、良い気持ちで仕事に向かった。
仕事もできる限り楽しく行う工夫をした。
そして「嫌だ嫌だ」と繰り返して仕事をする時間を減らすために、できるだけ楽しく過ごすように努めた。

そして、どんなに疲れても
「絶対、自由になる。なれるんだ」
と自分を信じていた。

そんな時に、ふっと湧いてきた退職へのきっかけ。
自分一人では将来への不安や世間体から決断できずにいた私に、急に現れたこの「退職する事ができるタイミング」。
きっと見えない存在からのプレゼントなんだろうな、と思った。
不安もたくさんあったけど、時間をかけて1つずつ不安を取り除いていく。
そして
「大丈夫。間違ってない。後悔しない」
そう思えたから仕事を辞めた。


その先にある世界を目指して

会社に通い仕事をして給料をもらう生活。
この事に疑問を持たない人はそれでいい。
きっと、その中で経験する必要があるんだから。

でも、少しでも疑問を持ってしまったら?
「なんで仕事に行くんだろう」
「これが自分の人生なのか」
ほんの少しでも、そんな事を考えながら
「でもしょうがない。みんなやっているから」
と人生を諦めている人がいるのなら
どうか諦めないでほしい。
この現状に違和感を感じたのならば
どうか諦めないでほしい。

今すぐに自由になる事は難しいけれども
「自由になる」
そう望みを放って、あとは見えない存在に任せる。
それだけ。
行き先をはっきりと決めて望んだら、きっと道はできるはず。

そして毎日をできるだけ楽しく、前向きに、良い気分で過ごすだけ。些細な日常に感謝しながら、そして感動しながら。

そうすれば、来るべきタイミングに必ず道は開ける。

だから決して諦めないでいてほしい。
自分を信じて生きていてほしい。
人生を諦めないでいてほしい。


最後に

自由になった今でも、時々ため息と共に
「行きたくない」
と、言葉が溢れ出る。
もう行かなくていいのにね(笑)
どれほどの間、呪文のようにこの言葉を自分にかけ続けていたんだろう。
それは体と心に悪いよね。
そう考えると、この思いが自分をさらに苦しくさせていたのかもしれないなって思う。
でも、本当に行きたくなかったんだよなぁ(笑)

行きたくない自分も、頑張った自分も、辞める決断をできた自分も、みんな私。
「偉かったね、あとは自由だよ」って、今日も自分を褒めながら毎日を過ごしたい。


みなさんも今の状況に違和感があるのなら、どうか諦めずに自由になれる自分を信じて、毎日を過ごしてくださいね。

この世は自己投影の世界。
私たちはみんな現実創造できるんだから!








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ぴりか369
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