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丁寧な食生活 #01 はじめての梅干し作り②
こちらのつづき。
土用干し 2日目 ②
7月27日 15時30分、雷がなり始めた頃に家に戻ることが出来た。
早速ベランダから梅を取り込む。
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おお、梅干しっぽい色に成長している。
この色の変化は、葉緑素の変化した物質を分解することで生じる色らしい。クエン酸による分解なのかな?知っている人がいたら、ぜひコメント欄で教えてほしいです。
土用干しはウメの色を良くし、水分を飛ばして保存性を良くするために行います。梅漬けは黄色をしていますが、日光に当てることで残っている葉緑素の変化した物質を完全に分解し、淡い赤味を持った梅干の色に仕上げねばなりません。日光を一面にだけ当てておくと日光にあたった部分しか淡赤色にならないので、まんべんなく日光に当てる必要があります。日光の当たる面を変えるためには、ウメを時々裏返えす手入れをします。
土用干し 3日目
7月28日 7時、また干し始める。
3日間干すっていうけど、どんな状態で干し終わるのが正解なんだろう?たまたま手元にあった「NHKテキスト きょうの料理 6月号」の梅の手仕事特集をチェックする。
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ほう。皮が果肉から離れるようにつまめるようになるのね。
「塩漬けにして干すだけでこんな状態になるものかしら?けど、たしかに今までたべてきた梅干したちはたしかにそんな感じの風体だったよな。」などと思いながら、干し進める。
17時過ぎに取り込み。
確かに梅の皮がすっとつかめるようになっている。ふしぎー。
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でもまだ固くて皮がつまめないやつもある。
これは、、、どうすればよいんじゃ?
とりあえず、一晩置いてから考えよう。
どうやら、私の梅は土用干し4日目に突入しそうだ。