5月の憂鬱と6月のこれから、そして新事業のはなし
5月に入ってから、売上比率がいままで見たことない感じになった。
テイクアウトが増大しすぎて、持ち帰り専門店みたいな感じに。
喫茶売上は激減し、この先、これが戻るのかどうか不確定で、さらに5月前半は世間的な小麦粉不足でお菓子が作れなくなる日があり、4月とくらべるとまさにジェットコースターのようなアップダウンとなった。
小麦粉不足・・・。
ステイホームの影響で、家でお菓子を作る方が増え、それに目を付けた転売屋が小麦粉を買い占め、世の中から小麦粉が消える事態に。
実質、うちが受けた影響は、2営業日ほどで、焼き菓子カフェと看板出してるのに焼き菓子がほぼないドリンクのみの営業となった。
まさかのコロナの影響による被害を回りまわって受けるとは思わなかった。
6月に入って、お客さんがだんだん戻ってきた感じがあって、ただ感覚的に満席になると心配になる。
なんかその席を埋めるのはよくないな、という経営者からすればおかしい感覚が常にあって、7月からになるけど、テーブル席数を減らす予定。で、仕切りパーテーションみたいなのを導入しようかと。
国かなんかが言ってる、席間2mとかはムリなので(たいていのお店はムリなのでは…)、仕切りパーテーションをテーブル席とテーブル席の間に置けば、まあ対策にはなるかな、と。
しかし、店内飲食に対するコロナリスクの不安は数年単位で払拭されないと思うので、思い切った業態変更を7月から考えてます。
↓ 以下、新事業のはなし ↓
これはすでに神戸市チャレンジ支援事業のほうに申請はしてるのだけど、セルフコーヒー焙煎屋を始めようかと。
セルフコーヒー焙煎屋とは?
簡単にいえば、お客さんがコーヒー豆を焼いて、それをテイクアウトしてもらう感じ。
ステイホームでおうちでコーヒーを飲むという方が増えてると思うけど、より美味しいコーヒーが飲みたい、さらにいえば自分でコーヒー豆を焼いてみたいという方が出てくるのでは、と考えて、初心者でもボタンひとつで焙煎ができる小型自動焙煎機を数台お店に並べて、生豆を販売してお客さん自身に焼いてもらうという事業。
席数を半分にして、お店の半分は「焙煎場」にする計画。
イメージ的にはコインランドリーみたいな感じで、置いてるのが洗濯機ではなく焙煎機。で、生豆を販売するコーナーにボクがいる。
「コーヒー豆の焙煎してみませんか? 自分で焼いた豆で淹れるコーヒーはいままでで一番うまい」 ←キャッチフレーズ
コーヒーが好きという方は多いと思うけど、自分で焙煎をしたことがあるなんて方は少ないと思うので、自分で焼いた豆の味にすごく感動すると思う。
焼き加減も、浅煎り・中煎り・深煎りでぜんぜん味変わるし、豆の産地(もっといえば農園によって)で味も違うし、またそれらを混ぜ合わせる(いわゆるブレンドコーヒー)ことによって、いろんな味のコーヒーができるので、すごく楽しいと思う。
なんとか神戸市チャレンジ支援事業の審査通ってほしいですね。
事業費の3/4が補助金で出るので、焙煎機1台買えば3台はおまけ(?)で付いてくる 笑 神戸市負担で。
ただ、小型とはいえ複数台の焙煎機を動かせば、店が煙だらけになって喫茶営業は不可能になるのでは?という懸念・疑念がある。(火事と勘違いされて通報されるかも!)
やってみないとわからない事業である。
大丈夫かな?