自分も他人も怖い。2
その日の私はめちゃめちゃ暗かったから、(何かあるとすぐ態度に出てしまうタイプ。)もしかしたら何かあったのかと察されていたかもしれない。
家族から一言。
『何かあった?今日ずっと元気なくない?』
ううん。大丈夫、何も無い!
私は隠した。
何かある度に落ち込んでしまう私は、家族に話してみたこともあったけど、私の求めた答えが返ってきたことは無かったから。
その日の夜、布団に入りながら、今日の事を色々考えていた。
いつかそうなるかもしれないと何処かで分かっていたことが起きて、それは私にとって最悪な事態であった。
帰りの出来事のショックの方が大きくて忘れてしまっていたけれど、その日、私にとっての最悪な事態はもうひとつあった。
つづく。
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