国立印刷局に問い合わせを行いました

国立印刷局に今年の7月3日から改刷される新たなお札について問い合わせを行いました。
現在のお札には視覚障害がある方でも触るだけでお札の種類が分かるような取り組みがなされていると承知をしているところです。
お金は生活する上で必要不可欠なものであり障害者の社会参加も支えています。
障害者基本法、障害者差別解消法にも規定がされいるように障害の有無に関係なくだれもが使いやすいものでなくてはなりません。
新しいお札についても視覚障害がある方への配慮が適切になされているのか確認をいたしました。

以下は質問メールより

いつもお世話になっております。
介護福祉士 増田和希と申します。
新しいお札のユニバーサルデザインについてお尋ねします。
現在の日本銀行券には視覚障害がある方でも指で触るだけでお札の識別ができる取り組みがなされていると承知をしているところです。
新しく変わるお札にも視覚障害がある方への配慮は取り入れられていますでしょうか?
工夫されてあることがあれば是非ご紹介いだけますと幸いです。

以下は国立印刷局からの回答

国立印刷局ホームページにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

令和6年7月3日に発行される新しいお札ですが、年齢や国籍、障がいの有無にかかわらず、多くの人が公平に使いやすいお札を目指したデザインとなっています。
具体的には、お札の識別マークを指感性に優れる形状(11本の斜線)に統一するとともに、券種毎に位置を変えることで券種を識別しやすくしています。

詳しくは、国立印刷局ホームページ内の新しい日本銀行券特設サイトをご覧ください。(https://www.npb.go.jp/ja/n_banknote/index.html)

今後とも国立印刷局の事業にご理解を賜りますようお願い申し上げます。


今後も専門職として必要に応じて行政への確認や要望活動を行なってまいります。

※障害の「害」の字を意図的に使用しています。
漢字か平仮名かの表記の問題ではなく障害は社会の理解と環境により重くもなり軽くもなると考えているからです。
予めご了承ください。

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