昨日は猫の日でしたという日記を書こうとしたのに全く違う話題になった日記
猫の日にかこつけて三拍子の「猫になったら漫才」をTwitterに放流するようになって3年目。時が経つのは早い。
ハッシュタグ「#久保と猫」も欠かせない。
動画が公開されたらみんなやるかと思ったのに今のところ「#久保と猫」で検索しても私のツイートしか出てこないので寂しい。
初めてこの漫才をDVDで見たのは2020年の1月。
いつの間にか3年以上の月日が流れていた。ファン歴は4年目に突入。
最初の11ヶ月は例の流行病のせいでライブを見に行くことも叶わず、初めて生で三拍子の漫才を見たのは2020年12月の単独ライブ「漫密2020」
会場は新宿バティオスで、座席は今や懐かしい響きのソーシャルディスタンス確保のため間引きされていた。
後から聞いたら御本人的にはイマイチだったらしいが、初めて生で漫才を見て配信とこんなにも違うのかと衝撃を受けた。
会場の一部になれたような感覚と視覚や聴覚意外でも感じる何か。おもしろくてお腹の底から笑って、会場の外に出る頃には体が軽くなる感じがするほどすっきりとした気持ちになっていた。
帰りの新幹線ではずっと記憶の中の映像を反芻した。
翌年4月には初めてケープロのお笑いライブを見に行く。西新宿のナルゲキがオープンしたばかりの頃の平日。
昼寄席の1部と2部を見た。配信で何度も見た芸人さんがたくさん出演していてとても楽しかった。
確かこの週末にもう一度ライブを見に行き、生で見るお笑いが病みつきになる。
同時期にきつね日和のファンにもなり始めた。
三拍子だけでも見たいものが多かったのに2組目が現れるとは思わず最初は戸惑った。
すぐに飽きるだろうくらいの気持ちでいたのに未だに飽きていない。
彼らを初めて劇場で見たのは7月の半ばくらい。
中野芸能小劇場で「首領猿ライブ」という観客投票制のバトルライブだったと思う。初めて“おひねり”というものも渡した。
生のダメだろーー!!🦊👉💥は声量が大きくておもしろかった。
11月にはきつね日和が出るM-1グランプリの二回戦を見るために浅草の5656会館へ行く。初めて見る大きな賞レースの予選。
三拍子も芸歴制限を迎えるまでは毎年こういう大会に出ていたのかと思うと感慨深かった。
年末にはナルゲキで三拍子の単独ライブ「漫密2021」
会場も前年より大きくなり座席の間引きも無くなった。1部は新ネタ数本、2部は時事漫才をぶっ通しという構成。
新ネタはどれもおもしろくて笑い疲れるくらい笑い(久保さんは疲労で溶けていた)毎週配信で見ている時事漫才を生でたっぷりと見ることが出来てとても楽しかった。
前年はイマイチと言っていたご本人も今回は大成功と言っていた。
急遽前説を行うことになったきつね日和とも会場の外で初対面。初めて芸人さんと一緒に写真を撮ってもらいサインも書いてもらえて嬉しかった。
翌週には三拍子ときつね日和の両方が出演するバトンライブを見に行った。
この辺りから毎月お笑いライブを見に上京するようになる。
2022年の1月から4月までは三拍子が出場したG-1グランプリの1回戦から決勝戦を。
「賞レース用の漫才と普段の漫才は異なる」という話を聞いていたので初めて三拍子の賞レース用の漫才を見ることができて毎回ワクワクした。
同時に、みんなおもしろいのに勝ち負けや順位がつき、そこで一喜一憂してしまうことに違和感を覚える。
何の気兼ねもなく笑える普通のライブ。
どうしても応援する気持ちや緊張感が付随してしまう賞レース。
G-1グランプリが終わって数週間後にきつね日和の主催ライブを見に行ってホッとしたのを覚えている。
8月には三拍子最大キャパの会場で行われた単独ライブ「ラストチャンスと言わないで」を見に行った。
満席の会場、波のように押し寄せる拍手や笑い声、目の前で繰り広げられる生の漫才。
開催に至るまでの過程も含めて強烈なインパクトを残し、しばらく余韻が抜けなかった。
この日、初めて三拍子の2人と写真を撮ってもらったのも良い思い出になった。
9月にはきつね日和がガイドを務めるツアーに参加するために宮城県石巻市へ。
ライブに行くたびに話したり写真を撮らせてくれたきつね日和だから参加できたと言っても過言ではない。おそらく他の芸人さんだったら緊張して無理だったと思う。
観光地の解説もしつつ参加者を終始笑わせてくれた2人。とても楽しいツアーだった。
帰りのバスの中で読んで思わず泣いてしまうようなお土産付き。一生ファンって思ったし今も思っている。あの日もらったサインは壁に飾った。
9月末からは
毎月どころか毎週ライブに行けるようになる。
今までは行けなかった平日ど真ん中の事務所ライブや開催日の2日前に出演が決まったライブも。
ネタライブだけでなくトークライブに音楽のライブ、演劇や屋外イベントも。
毎週どころか毎日通った週もあった。
ライブを見に行くために会社を休む必要もなく、新幹線や夜行バスで長距離移動をすることもなくなった。夜遅いライブを見に行っても日付が変わる前に帰宅できる。
悩んだ末にこっちに引っ越したからだ。
表向きは転職の為の転居と言っているが、動機は三拍子ときつね日和をもっと見る為。
痛いファンである。
自覚はめちゃくちゃある。
やってみてダメだったら諦めようくらいの気持ちで仕事を探したら運良く見つかり生活できている。
こっちに来てからも様々な不安はあるがライブを見に行くと笑いと元気をもらえるので楽しく日々を送れている。
お笑いと言う現実逃避のおかげで現実を生きていける。
中毒や依存症に近くなってしまっている自覚もある。そうならないようにしていたのに、最早日々の生活に欠かせないものとなっている。
3年前にはこうなると予想もしていなかった。
3年前、自分は何を考えていたっけ…と思いブログを掘り返してみた。以下に転記する。
こいつに「3年後は更に落ち着きを失っているから覚悟しておけ。でも今より幸せに生きているから安心しな。」と言ってやりたい。
本当は今まで飼ってきた猫の話でもしようと思ったのに「三拍子の猫になったら漫才を初めて見てからもう3年以上経つのか…」というところから全然違う方向に向かった日記でした。
お金をください。