『NEWニューヨーク』で継続してほしい企画 【少食グルメ】
私が応援中のお笑いコンビ、
ニューヨーク。
彼らが初めて地上波で持った冠番組である、
『NEWニューヨーク』が、
テレビ朝日にて、毎週木曜深夜(関東ローカル)で放送中だ。
東北民の私は、TVerにお世話になっている。
観ている側が
"これ、本当に同じ番組?"
と思うくらい、毎週違う様々なジャンルの企画を行なっている。
先日、同局深夜帯の各番組を対象に行われた『バラバラ大選挙』の結果、
『NEWニューヨーク』はついに、20分番組から30分番組へ昇格となった。(水曜日にお引越しとなるようだ)
私が今回書きたいのは、その、
『NEWニューヨーク』の、
先日、2/17の放送内容について。
この日の放送を観て、私は、
この『少食グルメ』企画は、
もっと拡大する価値あり!
、、、、、、と感じたのだ。
ニューヨークの2人は、少食だ。
嶋佐さんはスイーツ好き、屋敷さんは自炊をするなど、食べること自体はすきだが、量を多く食べられない感じに見受けられる。
この『少食グルメ』企画では、屋敷さんはあくまで進行役。
嶋佐さんが中心となり、まるで学生運動のように
「大食い反対!」
と言い、登場する。
今回は“第2弾”。
第1弾のときは、少食であるハリセンボンの箕輪はるかさん、7MEN侍(ジャニーズJr.)の矢花黎(やばなれい)さんをゲストに迎え、バイキングで、少食でも大満足する1皿を作るという企画を敢行。
でも。
この回より、
先日放送の第2弾のほうが、私の心を掴んだ。
”もしかしたらこれ、SDGsにつながるのでは?”
というくらい、もっともっと発展させていい企画だなと思ったので、それを書いておきたい。
、、、、、、そんな私は、
幼少期にたくさん食べられなかったので身長も低いし親にも苦労を掛けたが、今では食べるのが何よりだいすき人間だ。
だいすきなマルゲリータピザなら、1枚ペロッといけてしまう。
※私の食遍歴についてはこちらを。↓↓
そんな、まわりまわって現在全く少食ではない私が、どうしてこの企画を推したいかというと、
嶋佐さんの言い分に、すごく共感するからだ。
「この昨今の大食いブーム。
バカのひとつ覚えみたいにデカ盛り大盛り。」
、、、、、、本当に、私もそれはそうだと思っていたのだ。
TVでは、どこかの局で必ず、大食い企画が放送されている。
時代が変わっても、何かの形である。なくなることがない。
私がびっくりしたのは、
とある大きな震災(3・11以降のもの)が起きて、避難者の生活を案じているときに、普通に、地上波で大食いのコーナーが放送されていたことだ。
3・11から学び、エンタメ番組の自粛をしなかったことはよかったと思うが、食べることにも困難なひとがいるなかで、”大食い”を放送することは果たしてよかったのか。
今でも、思い出すと疑問が残る。
TVのエンタメとして大盛り企画、激辛企画などにチャレンジして、食べきれなかった食料を考えたとき。食べたくないのに、おいしいはずのものを無理くり食べているひとの姿を見たとき。
「もったいない」
という、唯一無二の日本語は何のためにあるのか、わからなくなる。
食べられる量だけ、食べたらいいのに。
この世界には、、、、、、という、ありきたりなことを言いたくはないけれど、考えてしまうことが多いな、と思うこの時代に、
まさに一石を投じる、
この『少食グルメ』企画。
企画内容は、
実際の飲食店にお願いして、少食でも十分楽しめるメニューを考え、実際に出してもらう。そしてそれを、飲食業界に広めていこうじゃないか、
というもの。
私なんかは、すきなものが一品あれば、それを満足するまで食べられたらいい(種類はそんなにいらない)人間なのだが、
嶋佐さんたち少食組の言い分は、
”たくさん(種類を)食べたいけれど、食べきれない”
”少食でも一度でたくさんたのしみたい”
というもの。
様々なメニューを、少しずつ食べたいが、一品ずつの量が多いのでいつも困るそう。
最初に訪れた『俺のイタリアン』では、たくさんの種類のメニューから4品を試食。
3人は、料理が運ばれてくるたびに
「うーーーわーーーーーー!!!!」
食べるたびに
「うんめぇーーーーーー!!!!!!」
と、絶叫。食べることはやはりすきなようだ。
・トリュフとポルチーニのビスマルク
・ワタリガニのトマトクリームソース
・殻付きウニのコンソメジュレ添え(エビ入り)
・王道!Wフォアグラのロッシーニ
と、4品あるメニューをどうやって少食グルメにするか検討した結果、常田さんの「全部ラザニアにいれる」という案を総料理長に試してもらえることになった。
特製ホワイトソース、ラザニアのパスタ生地にチーズを加え、カットしたピザを敷き詰めまたチーズを乗せ、、、、、、ステーキやフォアグラも、、、、、、という過程を見せてからの、完成品。上に目玉焼き、ウニも乗っている。
お願いしてたった30分で出てきたこの料理に、
「おーーーーーーー!!!!!」
嶋佐「めちゃめちゃおいしそう」(声がひっくり返る)
と目を丸くした。
さらに、試食した3人は、
「うまなってるーーーーーー!!!!!」
「全部の味がするのに、全部かみ合ってる!」
と、感動。
そして、この『少食グルメ』としての一品、常田さんの発言がきっかけで名前が付き、期間限定(~2/28)で実際にお店のメニューとして出してもらえることになった。
※事前に電話予約を!
俺のイタリアン東京
東京都中央区銀座1-8-19「KIRARITO GINZA」地下1階
03-5579-9915
もう一軒、町中華『中華料理 十八番』にも訪れたが、
試食用の小盛のラーメンがかわいくて、
「これでいいのよ!」
と嶋佐さん。
このお店では、
・青椒肉絲
・麻婆豆腐
・回鍋肉
・油淋鶏
の4つの料理をひとつに、と提案した結果、
美しい春巻き風の揚げ物に変身した。
中には、
青椒肉絲、ホタテの塩炒め、エビチリ、餅&あんこの4種類が。
こちらも、期間限定で食べられる特別メニューとして販売される。
※事前に電話予約を!
中華料理 十八番
東京都千代田区神田美倉町9
03-5294-1818
近年、言葉として
『SDGs』ということが言われているが、
食品ロスを減らすことは本当に大事。
そして、1日3回の食事をたのしく、満足してできることも、とても大事だ。
この企画は、もっと様々なお店でやった方がいい。
ただでさえ今、飲食業界は大変だと思うが、
この企画が広まって成功する利点は、店の個々の利益を生むだけではない。
満足できるお客さん側も、廃棄が減らせる店側も、飲食業界にも、地球にも、
win win win win!だ。
ちなみに私は、飲食の仕事をしたことがないので、無責任なことを言っていたらごめんなさい。
そして、スクリーンショットをたくさん使ってしまい、、、何かに触れていたらすぐ消します、どなたか教えてください。
NEWニューヨークが、末永く続く番組になりますように。