新生King&Princeへの想い、いろいろ詰め合わせ③
、、、、、、として、どうしても書きたかったことがあったのだけれど、
ここ最近の彼らがそれを示してくれたので、どう書こう?
それは、King&Princeの6人、5人時代の既存曲を、ふたりが歌い継ぐことに関してだ。
2人での新曲『なにもの』がリリースされ、カップリング含め合計5曲が世に出たが、この先のふたりの目標である
”ライブがしたい”
を叶えるには、新曲だけでは厳しい。
6人、5人で今まで披露してきた既存曲を、ふたりでパフォーマンスしていくことは必要になってくる。
少なくとも、デビュー曲である『シンデレラガール』については、必須ではないかと。
他の、メンバー脱退を経験したグループも、歌割を変えて現メンバーで歌い継いできている。
KAT-TUNに関していうと、デビュー曲『Real Face』の中のラップ詞を新しく変更し、『Real Face#2』として3人の現メンバーが歌い継いでいる。
※関連記事を一応。
King&Princeは6人でデビュー。
『シンデレラガール』は、6人が立て続けに掛け合いをして歌う部分や声が重なる部分が多く、永瀬廉も、数年前の『King&Prince永瀬廉のRadio Garden』内で「(カラオケで歌うには)3人はいないと無理」と話していたほどだ。
5人になったときも歌割を変えて歌いづつけてきたが、もともと6人用の曲を2人で歌うには、このままの形では到底難しいであろう。何かを変えないといけないと思う。
↑デビュー時(6人)のシンデレラガール。
↑今年収録した、5人でのシンデレラガール。
既存曲、特にこの代表曲を歌うことに関して、必ず、批判はされる。
まだ受け入れられない、脱退したメンバーを推しているファン、5人の曲としてしかまだ聴けないファンにとっては、永瀬廉、髙橋海人のふたりで歌うシンデレラガールを聴くのはつらいと思う。
特に、「♪君はシンデレラガール」と前奏なしで始まるこの曲の歌い出しについて、平野紫耀というカリスマアイドルの甘いハスキーボイスが、もう定着している。
私だって、どんな気持ちになるのか想像がつかない。
だが、歌っていくしかないのだ。
そういうことも覚悟をして、このふたりはKing&Princeを背負っていくのだ。
考えてみてほしいのは、
歌割を、全て変えてでもこの2人は、
5人、6人で歌ってきた100曲以上あるKing&Princeの曲(全てかどうかはともかく)を、歌っていかないといけないのだ。
これは、あえて”しないといけない”と書いておきたい。
その、歌割、ダンスのフォーメーションなどをがらっと変えて覚えなおす作業、そして、仲良しのメンバーでやってきた5人時代を思い出しながらそれを歌っていくこと。
ファンよりも、より近い距離でメンバーとすごしてきた2人のほうが、
確実に大変で、気持ち的にも苦しいと私は思う。
それを、すっかり忘れて
「こんなのKing&Princeじゃない」
なんて、、、、、、
まぁ
言いたくなるだろうし、推しがいないKing&Princeなんて、5人じゃないKing&Princeなんて、という思いで苦しむことは仕方がないこと。
ただ、その声を、
そういう思いのひとが多いこともちゃんとわかっていながら、がんばって披露するそのタイミングで、
2人にその言葉が届いてしまうことは、嫌だなぁ、、、、、、
つらいなぁ、、、、、、
と、思ってしまうのだ。
、、、、、、とかいうことを考えていたら。
7月2日に行われた『King&Princeとうちあわせ』というファンミーティングにて、
5人時代の既存曲である『Lovin'you』『koi-wazurai』の2曲を、
2人で披露したというのだ。
またしても、筆が遅くて話題に出遅れた、、、、、、
いつもこうだ。
ファンミーティング(昼の部、夜の部)に参加した方々の感想は様々。
(詳細はSNSを検索していただいて、、、、、、)
私は、迷った挙句彼らの応援をしたくて、配信チケットを買ってしまった(鬱病金欠、家族に内緒)。リアルタイムでは無理だったので、夜にPCにイヤホンをつないで、ひとりの世界で堪能。
(やっぱりしあわせだった。永瀬廉がますますすきになってしまう。)
『koi-wazurai』をパフォーマンスする2人も、見届けた。
キラキラな前奏が流れ、いろいろな感情が湧き出る。
「♪これは運命的な恋煩い」と、平野紫耀から始まる歌い出しは、
廉と海人、ふたりのユニゾンだった。
今、どんな気持ちだろう。
そう思いつつ、胸を熱くしながら、ただただ応援の気持ちで観た。
既存の振り付けはキレッキレで、King&Prince。
ひとりが歌っている間、ひとりが踊る。
この日、最後に披露した3曲、珍しく音程が安定せずだった。
2人でイベントをなんとか終えた後の歌唱、そして歌割が増えた分の疲労かもしれないなと。
でも、『koi-wazurai』は、不思議とそういうことを抜きにして、
ああ、がんばったんだ、、、、、、
きらきらだ、、、、、、
と感じて見守れた。これまでの振り付けをしつつも2人で場所を入れ替えたり背中合わせになったりと、フォーメーションを変えながら、最後まで歌いきった。
2人には拍手だ。
自分たちの気持ち、ファンの反応、諸々のことを覚悟しつつ歌割を新たに覚えつつ。
私にとっての既存曲一発目は、その場面だった。
このファンミーティングが終わったあと、メディアのインタビューがあったらしい。
その、一問一答ほぼすべてを記載している記事を読んだ。
ふたりの言葉から、
しっかりと地に足をつけて、
2人でKing&Princeとしてこれから歩んでいく覚悟を、
強く感じた。
一部抜粋させていただく。
永瀬発言が主になって申し訳ないが、
このふたり、目に見えて怒涛のスケジュールの中で、2人体制のこと、というか、新曲だけでなく、アルバムもツアーも、全ての話し合いを同時進行で進めていたとは、、、、、、
さすがに恐れ入った。
きっと、このインタビューから推測するに、ツアーに関しては1年以上前にもう会場が押さえられていたのではないだろうか?
5周年ということで、体制が変わるということが決まる前から、ライブはする前提であったのだろう。
ゆっくり、と言いつつも、新曲、アルバムなどのペースが早いのはそのせいかもしれない。
5人のステージで埋める予定だった(かもしれない)アリーナを、2人で埋めることは不安だと思う。でもそう言ってはいられない、やるしかないという状況があることも、結構大事だったりする。余計なことを考える暇がないというのは、結構いいことだ。
私自身は体調的にも、金銭的にも、ついていける感じではないかもしれないけれど、どうか体だけは壊さないように、ということを祈っている。
ふたりは、間違いなくぐんと成長すると思う。
メンバーの名前をあえて挙げたところも、うれしかった。
ところで、
ファンミーティングの前に、
King&Princeのめでたいニュースがあった。
King&Princeが、
6月29日発表の『オリコン上半期ランキング2023』で期間内184.1億円を売り上げ、「アーティスト別セールス部門 トータルランキング」1位を獲得。「作品別売上数部門」でも7部門で1位を獲得するなど、「上半期音楽ランキング」を席巻した。
7冠の内容は記事を読んでいただけたらわかるのだが、
トロフィー8本が並ぶ代の後ろに、2人が立っていた。
5人での活動の集大成であるベストアルバム『Mr.5』や、ファンが記録をプレゼントすべく購入した結果ミリオンにつながったデビュー曲『シンデレラガール』、昨年行われたドームツアー&アリーナツアーのDVD,Blu-ray。
”脱退ブースト”なんて言われたこの売り上げだが、ティアラ(KPファン)のみならず、彼ら5人を応援したいたくさんの方々が関わってくれた結果でもある。
5人での作品ながら、受賞トロフィーをもらったりインタビューを受けたりするのは、永瀬廉と髙橋海人の2人。
寂しいファンも多かったと思うが、
私はこの2人があくまで”5人の代表として”受け取っているという認識をしている。
そう思える、インタビューでの2人の言葉を抜粋する。
「キンプリファミリー」、
そして
「僕ら5人と」。
おそらく事務所的に発言に制約もあると思われる中、
この言葉で、6人のKing&Prince、5人のKing&Princeがいてこその受賞だということを、示してくれていた。
2人にとっては、これからも地続きの活動だ。
既存曲の披露など、これからの活動で大変そうなことに関して、「覚悟」とか「腹をくくる」とか、そういうことを思っていた自分がいた。
けれど、
ふたりはもう、とっくに進んでいたことを確認できた。
自分が浅はかだったな、2人のほうが何倍も大人だったな、と気付かされた。
もう、受けるだけの批判も受けたし、私の何万倍も強い24歳のふたりが、そこにはいる。
「ファンにあいたい」「ライブがしたい」
そんな純粋な思いで、どんな苦労もいとわずアイドルとして活動をしてくれる2人が。
彼らと同じ卯年、ひとまわり年上の私からみても、リスペクトしかない。
こんな、鬱病で社会に出られないひきこもりと呼ばれる部類の私にも、生きる希望をくれているのだから。
アイドルってすごい。
King&Princeを知らなかったら、永遠に知らない世界だった。
何の心配もいらなかった。
まずは自分の心配をしろ、と呼ばれる人生、、、、、、
でも、多分この性格は直らないのでせめて、健康で、やりたいことができる未来が待っているように、祈らせてほしい。
永瀬廉、髙橋海人のみならず、
平野紫耀、神宮寺勇太(TO BE所属おめでとう)、
そして岸優太。
(敬称略)
みんながしあわせであるように、祈らせてほしい。
すきなひとと、その大切なひとが、みんなでしあわせになれる未来がありますように。