なんとなく手に取った本で人生の目標がひとつ決まった話
長時間の解析で尻が痛くなり集中が途切れた木曜の15時、ラボをサボって無目的に来た本屋でたまたま手に取った本が篠田桃紅「百歳の力」でした。
いつも本屋に行くとまずはサイエンス、ミステリー、文学あたりの棚をうろうろするのですが、その時の私はとにかくサイエンスと離れたい気持ちでした。経験的に、自分のやりたいことから離れたいときは大体視野が狭まっています。こうしたときに読むのは随筆やエッセイなど、著者の人となりが見える本に限ります。自分と全く別の生活をしてきた人の生き方を知ると、そ