セプテンバー5 感想

映画「セプテンバー5」を見ました。

私はこの映画で扱われている事件について
前もって知っておく必要があるんじゃないかと思って
まずあらすじを見て、さらにこの事件について調べようとしたところ、
前情報なしで見てください!って書いてる人がいたので、その辺は説明してくれるのかなと思って、
特に何も調べたりせずに見にいきました。

私はこのミュンヘンオリンピックのテロ事件について
恥ずかしながら全く知らなかったのですが、
このテロが起きる背景についてはそこまで優しく説明はなかったと思いました。

ミュンヘンオリンピックの時期がドイツにとってどういうタイミングだったのかは説明があったので
なんとなくニュアンスで理解できたんですが、
パレスチナがどういう経緯でできた国なのかとかはわからなくて、
いまいちテロの目的について深く理解できないまま見ていました。

帰宅してからしっかりとその辺りを調べて、やっとある程度理解できたかなと思います。



自分の無知を晒すのはここまでにして、映画の感想なんですけど、

緊迫感があったっていう感想をよく見るのですが
私的にはあくまでスタジオでの場面しか映されないので
そこまで緊迫感とかはなく、客観視って感じがしました。



ただ、報道スタッフの人たちのアドレナリンの出方とか、報道に対しての熱量はすごく感じました。

それが正しいのかは置いておいて。



なんというか、報道ってなんなんだろう?とか、
正しい情報を早く伝えることは難しいんだなと感じました。



この事件について知らないで良かったことは、
テロの展開や結末がわからなかったので
映画に出てきた人たちのような感覚で没入できたのかなと思いました。



見てる時にすごく面白いと感じたというより
あとで色々調べて、そこから考えさせられたりして、
余韻というかじわじわと、この映画を見てよかったなぁと思えた感覚が今はあります。



とにかく報道のあり方について考えさせられます。



私は世界のことや歴史を何も知らないんだなと痛感しました。

もっと色々なことを、映画などを通して学んでいきたいと思いました。



セプテンバー5、とてもよかったです。

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