自分が投げた言葉は結局、自分に返ってくる。
心のこもった言葉には、影響力がある。良くも悪くも。
否定的な言葉は、心を暗くし、肯定的な言葉は、心を明るくする。言葉が心に影響を及ぼすのである。
耳に入る言葉から、必ず影響を受ける。
もちろん言葉を聞いて、理解して、それにどう反応するかは選べる。怒るも怒らないも自由だ。しかし、自然な感情、嫌なことを言われたら嫌な気持ちがするという自然な反応に逆らうには、意志力が必要だ。気に留めないというのは、能動的で積極的なことであり、意志の力を要するのだ。
言葉は、良い影響も、悪い影響も、与え得る。
さて、自分の言葉の影響を最も受けるのは誰なのか。
それは、自分自身だ。
自分の口から出る言葉は、自分自身が必ず聞いている。聞いているからには、どうしても影響を受けることになる。たとえそれが自分ではなく、他のひとに向けられたものであっても。
だから、自分が何を話すかに十分に注意を払う必要がある。それが自分自身にも影響を与えることになるからだ。
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