茜色のため息
傾きかけた夕陽に照らされた港が見える坂道
見下ろす灰色の道路が茜色に染まり
きちんと並んだ街灯が呼吸しはじめる
光を抱きしめる家の屋根たち
やわらかくてせつなくていとおしくて透明な時間の底
汗が染みたワイシャツの白い袖
黒くてくたびれて重い鞄
かかえきれなくなった想い
そんなものたちとこの坂を登ってきた
鞄を足元に置いた
両手を伸ばして大きく息を吸った
そして しんどいなぁと吐き出すためいきが
坂の下の黄昏の街並みに
茜色に染って溶けこんだ
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*コロナ大変ですね?
厳しいことになっています。
いろいろ考えさせられます。
こんな時だからこそ、希望が持てるコトを始めたいと思いまして、
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