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約16年ぶりに忍たまを吸ったオタク

今いくつなの?って聞かないで欲しい。

いつだったか
「忍たまというジャンルは7年彗星」
的なことを誰かがおっしゃっていたかと
思います。
自分が 忍たま 然り、落乱がアツイ時期は
いつだったかと、ぴっくしぶを見に行くと、
投稿した日付は「2008年」とありました。

今いくつなの?って聞かないで欲しい。


様々なジャンルを渡りながらも、横目に
「ミュージカルやってる…」
とか
「アニメおもろい話やってんな…」
とか
ちょくちょくウワサを小耳に挟み
「オッ、元気にやってるな…!」と
見守っていたわけですけども。

土井先生と六年生が
めっちゃバトルしてる…(予告)

土井先生ときり丸!?
最高に決まってる…(予告)

観ないと後悔するに決まってる…


というわけで観に行ってきました。

仕事終わりに一人、両席は空席。
クリスマスだけどやっぱり平日で
けっこう空いている映画館。

この時私は心のどこかで
「まあ言うてもお約束の展開で
 ドタバタな感じなんだろうな」
と思っていた。
とんでもないです。

これは「落第忍者乱太郎」です。

ギャグやお約束を交えながらも
戦と忍を淡々と描く原作に最も近い印象。
調べると小説版が原作とのこと。
買います。読みます。

枠線をぶちやぶって解説してくれる人が
いないので、ずっと緊張感がある展開。
は組のよい子たちで緩和しながら
悪役も徹底して悪役。
そしてぬるぬる動く忍者バトル…!

こんなの公共の場で
みてもいいんですか?!

観終わったとき
隣の知らないお一人様に
「やばくないですか!?」って
手を取り話しかけたいと
思ったくらい興奮しています。

落第忍者乱太郎の何がいいかって
絵柄と内容のギャップ。
魅力的なキャラクターたち。
戦では、時として家族や仲間と
対峙することもあるという現実。
トンチキギャグがその上にある。

いつも解説してくれる人がいない今回
上級生たちが様々な忍術を魅せてくれます。
「あ!それはあの、アレじゃん」
「あ!それはアレーアレよね!」
とにかくかっこいい。
(土井先生「教えたはずだ、教えたはずだ…」)

は組のよい子たちの
かわいい日常パートのあとに
シリアスな忍びシーン。
やがて、かわいい日常パートに
シリアスがだんだん入り込んできて…
物語は佳境を迎えます。

久しぶりに 落乱 を浴びて私は
情緒をやられています。
映像化してくださりありがとうございます…
ありがとうございます……….!

まだ観に行っていない人はぜひ!
劇場へ急げ!はやく!!!!!


以下ネタバレ含む











六のい よすぎ

「最悪の事態」を想定して
嫌だけど、皆に提案するのが
「六の」なのが
最高すぎませんでしたか?

彼らも絶対に嫌なんですよ。
六年生の憧れであり尊敬する師であり
兄のような、またはこうなりたい憧れである
「土井半助」が
「がけから転落」したことも
「ケガをしている」ことも
探しても見つからないのなら
「聞き方を変えるしかない」ことも
絶対に嫌だし信じたくない。

でも「そうするしかない」と
決断し仲間に提案することが
できるのが「六の」なんですね。

最高~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

アツイ男である食満くんと
なかなか折り合いがつかないのも
納得です。

潮江さん、やっぱりあなたが大好きだ。
あなたもまた不器用で泥臭くあがく
そんな自分をどこかで
俯瞰してみることができる
あなたが好きだ…

「土井半助…?誰だそいつは」
「アンタだよ、アンタ…!」
やっと見つけることができて
子どもの顔に戻る潮江さん。

「失礼だろ」と言わんばかりに
武器を下ろさせる立花さん。
切り替えの早さを感る。

久々知くんが出てきた時、
他のメンバーは「は組を助けに行こう」と
乗り気でしたが
久々知くんは「上司に報告」を選択したの
めちゃくちゃ冷静だなと。
手順は間違えない。
よく考えたらこの人もい組じゃない?
ハァ〜ン

とりあえずいったんここまで
また書きます


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