ミャンマーから撤退、後には何が残るか
ミャンマーの未来を思うが故に。
僕が社長なら
ミャンマーから撤退したらあとは静観するしかないです。
多分、今後は関わらないでしょう。
ミャンマーが発展するか、停滞するか、撤退後は
そんなことはどうでも良いと考えることでしょう。
ひどい言い方ですが、
それは仕方のないことです。
しかし、撤退しないとなれば
今後のミャンマーのために
懸命に「何とかしなければ」と努力することでしょう。
「日本企業はミャンマーから撤退せよ」
なぜなら国軍にお金が流れて国軍の資金源となるから。
まさに「単純思考」と言わざるを得ません。
ミャンマーの未来を何も考えていない。
国軍の土地を日本の企業が借りているからその費用を払う。
それは当たり前のことではありませんか。
民主化になって9年間の間もそういう「体制」だったから。
それを変えようとしたのがアウンサンスーチーさんです。
国軍の極悪非道な殺人は許されるものではありません。
あくまで平和的に解決すべき問題です。
だからと言って、
歴史も顧みず、日本企業をミャンマーから追い出して
何の徳があるのでしょう。
ここへきて
ミャンマーはコロナ禍が増し、さらに国情は混迷を
深めています。
日本企業はなすすべもなく状況を見守っています。
援助すれば「国軍にお金が流れる」と言われ、
動きようがないのです。
撤退した企業はもう、我は関係なしです。
最初から僕が思っていた通りの展開です。
「撤退」は「傍観」しかないのです。
いや、傍観ならまだしも無関心へと移行します。
こんな素敵な国から、まだ撤退しろというのですか。
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