本当のインドカレーってどんなカレーですか
本格的なインドカレーという時、
どんなカレーを思い浮かべるでしょうか。
丸いうちわが伸びたようなナンと
銀のお椀に入ったとろみのついたカレー。
実はこれは日本のカレー。
日本にしかない「インドカレー」です。
本当のインドのカレーではありません。
本当のインドのカレーは
もっとサラッとしていてスープです。
ナンはもっと薄くて丸く硬いです。
ミャンマーのカレーも
インドのカレーに似ています。
油で煮てあるエビとか野菜とか
日本のカレーの感覚ではありません。
これは僕がいつもお昼に食べているミャンマーのカレーです。
このように
ほとんどの外来の食べ物は
日本風にアレンジされ日本人の口に合うように
作られています。
日本のようなライスカレーは
インドでは逆輸入されています。
つまり「本場の」とか「本当の」
とかいうときの「本当」は
何なのか、現地に行った人しかわかりません。
このことは
食べ物などの物だけでなく、コトに至っても
「本物」「本当」は
現地、現場でなければわからないのです。
ですから
体験し、調べに調べて「本当はどうなのか」を
検証しなければなりません。
政治、経済、環境、文化、・・・
これだけの情報社会にあって
いや、情報社会だからこそ「本当」が
偽の情報に紛れてしまっています。
「環境」の情報は特に嘘だらけです。
「本当」の追求はずっとやっていかねばならないのです。
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