なんで外国にお金をくれてやるのか
海外に住んでJICAやJETROと関わると
実に「外交政策」が重要かわかってきました。
単に貧しい国に援助しているのではなく
それは将来の日本企業にとっての「布石」となるのです。
そのために莫大なお金を使うのですが、
日本にいるときは
なんで日本国内の内需のために税金を使わずに
外国にお金をくれてやるのかと
思っていましたが、それはもっと先の
未来を見据えてのことだったのですね。
「着地点がどこか」
ということがとても重要で、目先のことだけに
囚われていると色々と政策の不満がありますが
もっと先の未来を見据えての投資を考えると
JICAやJETROの存在意義が単なる
「国際援助」でないことは明らかです。