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=日本の最大の問題は人口問題です=

日本人の給料が上がらない、失われた30年の間にアメリカは給料が2倍になりました。しかし物価も日本は上がらず、アメリカは2倍になりました。

どちらがいいのでしょうか。

実は日本人の給料はまだまだ同じ会社に勤めていて正社員ならば徐々に上がっています。

日本人の給料が上がらないのは「平均すると」なんです。なぜ、上がらないのかは正社員でなく臨時雇用、非正規職員、アルバイトが増えたからです。
非正規はボーナスもありません。
時給換算ですからその上昇は微々たるものです。

しかも高齢化社会で労働人口が減り、若い人も減りだから全体として日本人の給料は上がらないのです。

僕らが子どもの頃、人口が爆発して食べるものがなくなる、食糧危機が来ると言われました。

僕らが子どもの頃、あと30年で石油がなくなり代替エネルギーが必要だと言われました。

みんな嘘でした。

もちろん、まだ食糧難の国もあります。しかし「タンパク源としてカピバラを食べると良い」とは今は誰も言いません。
当時は真剣にカピバラ牧場を考えていた人もいたのです。

カピバラ


今は昆虫食なんて馬鹿なことを言う人もいますね。
くだらない戯言です。

今の一番の問題は労働人口の減少、つまり日本の人口の減少、つまり出生率の減少です。

結婚しない人、同性愛、ジェンダー、および結婚年齢の高齢化が問題なのです。
結婚するしないはどうでもいいのです。夫婦別姓もどうでもいいのです。

子どもをたくさん産むことが経済学的に重要なのです。


この2冊の本を読むと生き物がなぜ進化の過程でオスとメスに分かれたのか、

なぜ「死」を生き物は「獲得」したのか、
なぜ、子孫(遺伝子)を残すことが大事か、
なぜ、人間だけが若返ろうとしないのか、
なぜ、人間以外の生き物は生殖を終えるとすぐ死ぬのか、

そういったことがよく理解できます。

今の方向は進化の過程に逆らっているのです。

生き物が老いると言うこと

生き物の死にざま

話が横道にそれましたが、労働人口の減少は正常な経済ができないと言うことを言いたいのです。
フィリピンやベトナムの人口ピラミッドが正三角形を描いていますが、日本は逆です。もう、倒れます。

今後、フィリピンやベトナムに日本人が出稼ぎに出ることになるかもしれません。既にフィリピンの物価は日本の7割ほどになっています。それに伴って平均給与も上がっています。

日本の最大の問題、それは人口問題なのです。
同性婚なんて言っている場合ではないのです。

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