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AppleのVision Pro より大切なこと
Appleの空間コンピュータVision Proが話題です。
まさにバーチャルリアリティが「リアル」により一層近づいたのです。
しかしそれはどんなに優れていても、あくまで「バーチャル」です。
もちろん、宇宙にすぐにはいけないのでそれをバーチャルで体験したり
本物の飛行機を運転する前にバーチャルで練習するのは非常に有効でしょう。
そういう意味では最適なデバイスとなることでしょう。
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しかし、それでもなお言いたいことがあります。
僕は教員時代から
「体験」の蓄積が人生になるという考えのもとに子供たちに「本物」を体験させてきました。
教科書なんて体験すれば一発でわかるのです。
自動車工業で日本の工業を知る学習では
本物の自動車を解体してその部品の数を
数えるところ、なかなか解体できないところからなぜ、どうしてを追求させました。
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地層の学習では実際の地層の現場へ出かけて、化石をほり、
肌で地層を体験させました。
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修学旅行では伊豆の海で伊勢海老を獲ったり、魚釣りを体験したりサンドスキーをしたりして自然と漁業との関わり、人々の生活を体験させました。
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体験は本物だから価値があるのです。
バーチャルはあくまで仮の体験。入り口であって出口ではないのです。
今後、バーチャルがVR(バーチャルリアリティ)増えてくるでしょうが、やはりリアルにはかないません。
五感を働かせて経験すること、
ある程度の危険(リスク)を覚悟した上での
体験をさせることがたくましさを育てます。
達成感を養います。
これまでもこれからもバーチャルでない
リアルこそが、大切なのです。